丹波や小菅から大菩薩峠へ至る道は、甲州街道の裏街道として交易などに利用されていたそうです。
この道は歩く人も少なく、静かそうなので以前から気になっていました。
連休は、この丹波大菩薩道を登り、昨秋気に入った牛ノ寝通りを下って来ました。
2006.5.4(祝) | 丹波 | _ | 藤ダワ | _ | 追分 | _ | ノーメダワ | _ | 小菅道分岐 | _ | フルコンバ | _ | 大菩薩峠 |
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晴れ | 09:25着 09:30発 | 10:45 10:55 | 12:10 12:45 | 13:30 13:40 | 14:25 14:30 | 14:55 15:05 | 15:50着 泊 |
前回の九鬼山でカメラが動かなくなったので、今日から新しいカメラです。 |
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このあたりは大きなキャンプ場になっていて、つり橋を渡り終わった所にはトイレもあります。トイレの左側から上の車道に出て、右に折れるように登って行くと、ここで初めて道標を見つけました。貝沢川沿いの林道が左へ延びています。 |
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左岸に移り、山側が植林の山腹道を行くと道標があり、真っ直ぐは「山道」となっています。 |
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気持ちのいい沢音と、すっかり黄緑色になった眩しいほどの新緑の道になりました。 |
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やがてまた立派な冊のトラバース道になり、尾根に上がりました。ここが藤ダワで、道標もベンチもあります。反対側は植林で、すぐ下に舗装道路が見えていました。地図より奥まで車道が入っているようです。 |
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しばらくは植林の山腹道ですが、急坂の後の木陰道でほっとします。このあたりで大菩薩峠から下山して来た人達と何回かすれ違うようになりました。 |
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谷が狭まり、マリコ川の沢を3回ほど木橋で渡ります。この辺も芽吹き始めの新緑で、気持ちのいい明るい沢道です。 |
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沢から離れ山肌に沿って登って行くと尾根に出て追分に着きました。ベンチがあり見晴しもいい所です。 |
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北面が開け、遠くに唐松尾山~飛龍山~雲取山~石尾根が大きく広がっています。 【唐松尾山~飛龍山~雲取山~石尾根】 |
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追分からは、今倉山(サカリ山)を巻いて行く道になり、まったくの自然林になりました。 |
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ノーメダワは東西が伐採されているので、ここも見晴しがいい。目の前には大菩薩嶺から北尾根が延び、その右奥に見えているのが鶏冠山のようです。 |
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今までは山腹の道でしたが、ここからは尾根の上を歩きます。芽吹き前の、所々ブナの大木がある明るい笹道で、ほぼ一定の勾配で登って行きます。 |
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高度が上がり、林相が変わってきました。針葉樹林になった小ピークには、小菅分岐の古い金属片の道標がありました 。フルコンパより手前にも、小菅道へ下りる道があるようです。涼しい木陰でしばし休憩。 |
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マツやシラビソの針葉樹林になり、道も緩やかになって、やがてまた開けた所に出ました。 |
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前方が明るくなって来て、介山荘の横のベンチに着きました。 大菩薩峠に到着です。 |
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宿泊手続きを済ませ、談話室の指定されたテーブルでひと休み。今日もお煎餅があり、お茶は飲み放題です。女性3人組、お母さんと男の子の二人連れ、そして私の6人がテーブル単位の今日のグループで、寝室は6畳の部屋になりました。 この山荘は予約制ですが、連休でも一人一畳を確保してくれるなんて、感激です。 |
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しばしおしゃべりして、親不知ノ頭まで散歩。 |
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夕食は5:30からで、今日も定番のカレーです。ワインやサラダその他も出て、おいしく頂き、私達のテーブルは全員おかわりをしました。おみやげはボールペンか天然水のどちらか選べます。 |
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