高尾山・城山

たかおさん(599m)・しろやま(670m)


城山から日影へ、尾根伝いに歩ける道があるようです。
また小仏川沿いにも道があり、高尾駅まで行けるようなので、
高尾梅郷と呼ばれる途中の梅林を眺めながら歩いてきました。


2006.3.25(土) 高尾駅_高尾山
登山口
_リフト
山上駅
_高尾山_城山_日影沢_木下沢
梅林
_天満宮
梅林
_高尾駅
晴れ 08:00着
 08:05発
08:3509:2010:20
10:30
11:20
12:05
12:55
13:20
13:40
13:55
14:35
14:40
15:30着
15:37発



先週、バスから見えた小仏川のほとりの道を歩いてみたくて、今週もまた高尾へ来ました。先ず高尾山を目指しますが、一般ルートの中で1号路だけはまだ歩いた事がありません。舗装道路のようであまり気が進まなかったのですが、’06最新版エアリア地図を見ると、なんと高尾駅から1号路の中間あたりに通じる道が追記されていました。今回の登りはこのルートにして、1号路も上半分歩こうと高尾駅から歩き始めました。北口のバス停横から線路に沿うように進み、国道に出たら左へ折れます。


遊歩道梅林
【遊歩道梅林】

小仏川に架かる上椚田橋の手前には梅の並木道があり、朝日が当たってきれいなのでちょっと寄り道。

戻って上椚田橋を渡り、国道をもう少し進んで次の信号で右折。

奥まで行くと、雑木林に登山口がありました。初めは明るい落葉樹の林ですが、やがて常緑樹と植林の日陰の多い道になりました。

高尾山 登山口
【高尾山 登山口】

緩やかに登って行くと、やがてシャガの葉がいっぱいの斜面に出て、その上が金毘羅神社でした。東側が開け、ちょっと広めの境内は休憩によさそうな所です。お参りして、左へ行くと1号路に合流。やはり上まで舗装された道でしたが、今日は思いのほか人は少なく静かでした。

リフト山上駅に出て、おみやげやさんの先から左の2号路に入ります。2号路は南と北の両側にある短いコースで、今日は南の2〜3号路で高尾山の山頂に向かいました。


3号路
【常緑樹の中の3号路】

この道は至って単調で歩く人も少なく、前回歩いた時は恋人同士の語らいの道か哲学の道といった印象でした。常緑樹の中、景色に殆ど変化なく、話しや思索に集中できそうな平坦な道です。

日陰が多いので花も少ないようですが、カントウミヤマカタバミの可愛い三角の葉がきれいな黄緑色をしていました。所々に椿の花が落ちていて、見上げると青い空に赤い花がきれいです。

様々な木の幹の模様を見ながら歩き、やがて段々で上に出るとメインルートに合流。

高尾山 山頂に着きました。
桜にはまだ早いので、観光客も少なく静かです。

富士山は、今日も霞んで見えませんでした。

高尾山
【高尾山】

富士見台
【富士見台園地  東屋の向こうに草地】

奥高尾へ向けて階段を下り、今日はもみじ台へ上がらず左の大垂水峠への巻道を進みました。

まだ行った事のない富士見台へ寄ってみましたが、東屋があって富士山の眺めがよさそうな所です。
桜の木もあり小広い草地もあるので、花見ランチにもよさそうな所でした。
その先で縦走路に合流し、一丁平へ向かいます。


一丁平周辺はもう少しすると花が多くなる所ですが、新しくロープが張られ、草地の斜面には入れないようになっていました。ちょっと残念だけど、確かにあちこち道が出来てしまい、保護しなければならない段階にきているのかも知れません。
シラカバ林の向こうに、今日城山から下りる予定の尾根が見えています。上のほうは植林のようですが、右奥の下り斜面は雑木林のようです。

水仙の咲く城山に着きました。
相変わらず富士山も丹沢も霞んでいます。

南斜面は風も当たらずポカポカ。ここにはけっこう人もいて、寝転んでお昼寝中の人もいました。


城山
【 城山 】

昼食後は日影沢林道方面へ少し下り、カーブの先、小仏峠分岐の道標の左横から小道に入ります。なだらかな植林の中、道ははっきりしていてベンチもあります。途中、十数人のグループも歩いていたので、地図には破線すらないけれど、この道は結構歩かれているのかも知れません。


620地点
【620地点の丸太ベンチ】

「東京農工大学記念林」の標柱が立ち、その先で緩く下り登り返した先に、壊れたような丸太ベンチがありました。ここが620地点のようで、城山が目の前に見えます。


この少し先まではほぼ平坦な植林ですが、下りになると左側は雑木になり木立の間から北高尾山稜のデコボコが見えるようになりました。

やがて小笹の気持ちのいい道になりました。
左下には高速道路の向こうに何やら白い所が・・・
よく見ればうっすらピンクも混じっています。
結構広い梅林のようですが、あそこは木下沢梅林か小仏梅林でしょうか。

この尾根で、ここが一番気持ちのいい場所でした。

尾根道
【小笹の尾根道】

この先はやや藪っぽくなり、下った末端のコブ手前で右に折れます。明るい雑木林で赤い実をつけたアオキが多くなり、下の落ち葉の中から可愛いエイザンスミレが顔を出していました。下り着いた所が先週見た赤テープの所でした。やっぱりここに出るんだ、とホッと一息。小道を右に行けばニリンソウがいっぱい。先週は日が当たらずまだ閉じていたアズマイチゲがきれいに咲いていました。


日影沢の小道
【日影沢の小道】

アズマイチゲ
【アズマイチゲ】

林道を下って日影沢入口に出ました。先週は一部しか咲いていなかった木下沢梅林も、見頃になったのではとバス通りを左へ行くと、すぐの民家の道路脇にカタクリが咲いていました。敷地内にはショウジョウバカマもうっすらきれいなピンクの花を咲かせています。

中央線のガードをくぐると正面に道標があり、「←小仏梅林・木下沢梅林→]と記されています。木下沢梅林はあとで行くとして、小仏梅林はどんな所かちょっと行ってみようと左へ進みました。5分ほど行ってもそれらしき梅林が見えないので、近くで庭仕事をしている人に聞いてみると、以前は広くてきれいな梅林があったけど今は墓地になってもう無くなってしまったとのこと。お互いに「残念ですね〜」と、しばしおしゃべりして引き返しました。

中央線のガード横を斜めに登って行くと、中央道の向こう側に木下沢梅林があります。先週は蕾だった木も咲き揃い、ちょうど見頃でした。そばに行くといい匂いですが、やっぱりフェンスの中に入れないのは残念。ここから見るとこの幅ですが、さっき上の尾根から見た時はかなり奥行きがあったので、見た目以上に広い梅林のようです。

木下沢梅林
【木下沢梅林】

この後は戻り、「日影」のバス停からしばらくバス通りを歩きます。

マス釣り場の向こうに見えるカツラ林は、赤い芽吹きがとてもきれいだと思いましたが、実はこれはカツラの花だそうです。フサザクラと同じような紅紫色の花で、雌雄異株。花には花弁もがくも無くて、それぞれ雄しべ雌しべが目立つようです。


カツラ林
【赤い花が芽吹きのようなカツラ林】

この先の「摺指(するさし)」のバス停横には昔ながらのお豆腐屋さんがあって、ここの「おからドーナツ」が人気とのこと。5個入り350円で、三角納豆も一緒にお土産に買って帰りました。見た目におからは分かりませんが、しっとりとして甘過ぎず、おいしいドーナツでした。


湯の花梅林
【湯の花梅林】

しばらく沿道の花を見ながら歩いていくと、梅林の先でザック姿の人が右に折れました。ここは湯の花梅林と呼ぶそうです。

すぐ先で蛇滝方面へ折れると、左側に「高尾梅郷コース案内板」がありました。ここから小仏川の遊歩道が始まるようです。今日の第一目的はこの川沿いの道だったので嬉しくなりました。

小仏川沿いの道
【小仏川沿いの道】
天神梅林
【天神梅林】

細い道が続き、小さな橋で川を渡って少し行くと高尾天満宮の小さな梅林に出ました。白梅が多く、いい匂いがしています。


この先、うっすら芽吹きの小さな広場やほんの小さな植林を通って、小仏川のほとりに出ました。花を撮っている人がいたので近づいてみると、細い葉の黄色い花が咲いていました。キバナノアマナという名前で、倒れやすく見つけにくい花だそうです。ここは花の多いところで、しばらく散策。
小さな橋でまた向こう岸に渡ると、紅梅が並んだ駒木野公園がありました。

その先は舗装道路で、両側は白やピンクやレンギョウの黄色で華やか。進んで行くと、朝ちょっと寄った遊歩道梅林に続いていました。


国道の上椚田橋の手前に出て、ここからは朝と同じ道を高尾駅へ向かいます。


遊歩道梅林
【遊歩道梅林へ】


何度も行っている高尾山や城山ですが、ちょっとルートを変えると新鮮でとても充実した一日でした。バス時刻など気にせず、駅から駅へ歩けるというのも嬉しいです。小仏川のほとり道は春の散策にぴったりですが、ひとりふたりでそっと歩いて欲しいような所でした。

 高尾山・城山の花々



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