弘法山・高取山

こうぼうやま(235m)・たかとりやま(556m)


丹沢の麓にある弘法山は、桜の頃はずいぶんにぎやかになるそうですが、
昨年から桜まつりの会場が変わったので、少しは静かになったかなと行ってみました。


2006.4.1(土) 秦野駅_浅間山_権現山_弘法山_善波峠_念仏山_高取山_聖峰_「栗原」
快晴 07:4508:20
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12:55着
13:00発



今日は麗らかな春の登山日和。秦野駅のヤビツ峠行きバス乗り場には、もうたくさんの人が並んでいました。にぎわう列の横を通り抜け車道を右へまっすぐ進み、県道を左折、弘法山公園入口の大きな標識の所から入ります。

最初だけ植林の急坂ですがすぐに雑木の坂になり、キブシのかんざしのような花がいっぱい下がっています。道端にはタチツボスミレが群生。短い登りで浅間山の標柱の立つ所に着きました。右側には富士山が見えるはずですが、今日は晴れいても朝から霞空。目を凝らして、やっとうっすら見える程度です。

すっかりピクニック花見ルートになってしまった道を進み、浅間山に着きました。電車の窓から見た時は色がなくてまだ早いかなという感じでしたが、来てみればちょうど見頃でした。


浅間山
【浅間山】
大山方面
【大山方面】

少し先の北側は三ノ塔〜大山が望め、手前はキブシの黄色も混じってパステルカラーの春の装いです。

一旦駐車場に出て、次の段々を登ると公園のような広場の権現山に着きました。

立派な展望台の上からは大山が目の前。丹沢や箱根の山々、市街の向こうには海が見え江ノ島もうっすら見えています。富士山が見えないのはやっぱり残念。

権現山
【権現山の展望台から】
桜並木
【桜並木】

ここから弘法山までは、戦前に草競馬を楽しんだといわれる馬場道で、きれいな桜の並木道です。

第二会場として両側に提灯が下がっていますが、今はまだ静か。左に見える丹沢の山並みを眺めながら歩いて行くと、まもなく弘法山の入口です。

弘法大師の小さなお堂がある弘法山に着きました。
地域の人達に親しまれてきたという古い鐘楼があります。木像のお大師様にお参りして、ベンチで桜を見上げながら休憩。

弘法山
【弘法山】

この先から雑木の道になり、足元にはまた薄紫のスミレがいっぱい。みかん畑の横を通ってしばらく行くと鶴巻温泉の分岐です。左の細い尾根伝いの道に入り、やがてかなり古い石仏や御夜燈がある善波峠に出ました。ここからようやく気持ちのいい雑木林の登山道になりました。


念仏山へ
【明るい雑木林を念仏山へ】

低い山なので芽吹きの始まった木もあり、日差しもやや緑がかったような感じさえします。足元にはヒトリシズカやセントウソウなど見かけるようになり、明るく緩やかな尾根を登って行きました。

送電線の下を通って念仏山に着きました。秦野市街方面の見晴しがいい小さなピークです。

ベンチがあり、奥には赤いマフラーを巻いた小さなお地蔵様が数体並んでいました。

念仏山
【静かな念仏山】
高取山へ
【高取山への道】

道標の先しばらく行くと、ちょっと趣が変わって来ました。アオキのつややかな青い葉と鮮やかな赤い実があちこちに見られるようになり、常緑樹の多い道になってきました。

短い急坂を上がると、その先が聖峰への分岐で、そこから僅かで高取山です。

NHKの電波塔のある高取山に着きました。
木々に囲まれていますが南東面がわずかに望め、ベンチが2つあります。ここはけっこう人も通り、お昼を食べているうちに団体さんも到着しました。

高取山
【高取山】


タチツボスミレ

キブシ

セントウソウ

ヒトリシズカ

昼食後は聖峰へ向かいます。さっきの分岐まで戻り、東側に下りますが、けっこう急で段々が続く道になりました。まだ早い時間なので高取山からは簑毛方面に向かう人が多いらしく、この道はぐっと静かになりました。落葉樹林なので明るく、木々の間からは左右の山肌が見えます。うっすら芽吹きの中に、ぽっぽっと桜色。


聖峰へ
【ベンチのある聖峰への道】

急坂を下り切った先にはベンチが2ケ所あり、明るく落ち着いた雰囲気です。食事をするには、ここの方が静かでよかったかなと思いました。

やがて東側が大きく開けた聖峰に着きました。
弘法山周辺の桜は見頃でしたが、ここはまだこれからといった感じです。

明るい草地の斜面で、開放感のあるところです。ベンチがいくつかあり、朝の浅間山からずっと前後して歩いていた同年代のひとり歩きの女性が休んでいたので、お話ししながらコーヒータイムにしました。

聖峰
【東面が開ける聖峰】

この後、お参りしようと下のお堂の前に行くと、両側にそれぞれ表情豊 かな石の仏様が並んでいました。
下りは女坂と男坂があり、左の女坂は植林のようだったので、正面の急な草地斜面の男坂を下りました。かなり急なジグザグ道ですが、ここもスミレがいっぱいで途中から桜の木の坂道です。


栗原へ
【里の道を栗原へ】

防鹿(猪?)扉を開閉して、雑木の道を行くと車道に出ます。あとは桃?や菜の花、ホトケノザ、つくしなど見ながら里の道を歩き、「栗原」のバス停に向かいました。

麓の里山は、もうすぐ芽吹きの淡い彩りに染まりそうです。




すっかり観光地になってしまった弘法山周辺ですが、桜はきれいでした。念仏山や高取山も、中高年に人気の低山のようで行き交う人も多かったけど、聖峰方面は明るく静かな雑木道でした。



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