この前は大山を南北に歩いたので、今日は東西に歩いてみようと思います。
日向薬師から西へ梅ノ木尾根を登り、大山からはコンピラ尾根で諸戸へ下りることにしました。
2005.11.26(土) | 日向薬師 バス停 | _ | 奥ノ院 分岐 | _ | 鐘ヶ岳 分岐 | _ | 893地点 | _ | 989地点 ベンチ | _ | 大山 | _ | 諸戸 | _ | ヤビツ峠 |
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晴れ | 08:12着 08:15発 | 09:40 09:50 | 10:30 10:35 | 11:20 | 11:40 12:35 | 13:20 13:45 | 14:50 14:55 | 15:35着 15:51発 |
梅ノ木尾根という名称はどこからどこまでを指すのかよくわかりませんが、(薬師尾根とか日向尾根とかの呼び方もあるようです。)この尾根は去年の2月に大山三峰山の帰りに下ったことがあります。上の方は明るい自然林で気持ちよく楽しい印象があったので、この尾根もいつかまた登ってみたいと思っていました。先日、諸戸の紅葉がきれいだったので、あの道もどんなかなと、続けて大山周辺を歩くことにしました。 |
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朝の境内はお線香が漂い、しーんと静まり返って清々しい雰囲気です。 |
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常緑樹の多い林の中を進むと右に日向山への分岐がありますが、ここは見送って左へ真っ直ぐ山腹を巻くように緩やかに登っていきます。尾根に出ると十字路で右は日向山、左が梅ノ木尾根です。植林の急な段々を登り、先で弁天の森への分岐を見送るとベンチのある所に着きました。 |
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この先2つ目のベンチがある所には道標もあったので、ここが537地点かと思っていましたが、その先2ヶ所のコブにもベンチがあって最後の方がやや標高が高いので、そちらが537地点かも知れません。 |
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この4番目のベンチから下って、僅かに登り返すと浄発願寺奥ノ院への分岐になっていて、ここにはテーブルもあるので、しばし休憩。 |
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自然林の急坂ですが、紅葉もきれいな明るい道になりました。 |
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やがて植林の小ピークに着きました。ここには以前、「二ノ沢の頭」と書かれた小さな札が木に掛けられていましたが、今日は無くなっていました。ここから北向きに変わります。 |
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やがて岩っぽいヤセ尾根を過ぎ、アセビなど常緑樹の間を登って行くと分岐に出ます。 |
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左側が植林になって、登り返した次の小ピークはちょっと要注意。そのまま進むと、南の日向キャンプ場に下りてしまうので、このピークでは右下(西)へ下ります。以前は、大山方面から下山してくる人の為に今来たこちら側の木に赤テープが何本かあったのですが、今日は白いテープの木が一本だけでした。このピークは、地図で確かめないと南の尾根の方が緩やかでよさそうに見えるので、ちょっと間違いやすい所のように思います。(写真ではわかりにくく撮りにくい) |
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右に見えていた大山三峰山も、ずいぶんはっきり見えるようになってきました。手前の唐沢峠の下の方は紅葉もきれいです。 |
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しばらく緩やかな登りですが、最後はかなりの急坂。落ち葉がいっぱいの斜面を木につかまりながら登っていきます。大山から唐沢峠に向かう尾根が段々低くなって来ました。 |
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登りきってポンと飛び出した所が、893地点近くの樅の木の下です。梅ノ木尾根の入口には、目立たない白テープがありました。 |
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ここからは緩やかな道で右手には三日前に歩いた大山北尾根が長く延びています。今日は西沢ノ頭やミズヒノ頭も分かって楽しい。 |
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さて、出発。この辺りはススキの原っぱのようで、明るく見晴らしもいいのですが、ケーブルの残骸のような物が放置されたままになっていました。その先、雷ノ峰尾根への登りになると、また丸太の段々道です。笹の中の急坂を登って、雷ノ峰尾根に合流。ここからは沢山の下りてくる人達とすれ違いながら大山山頂を目指します。 |
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着いた大山は相変わらずの大賑わい。お参りして、すぐ西の展望台へ向かいました。 |
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そのまま裏の西の道を下ると右の笹藪の中に小さな踏み跡が幾つかありましたが、以前「諸戸へ」の小さな札を見たのはもう少し下です。 |
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始めは笹の茂る歩きにくい道でしたが、すぐ明るい枯れ草道になり、やがて落ち葉がいっぱいの楽しい道になりました。 |
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この道でも、誰にも会いませんでした。自然林が続くので、新緑の頃などもよさそうです。右下に見えていた送電鉄塔が近づき、電線の下を通ると檜の林になってきました。右へカーブしながら下り、沢近くになると足元に「大山 登口」という小さな手作りの道標がありました。この道で見るたったひとつの道標で、まもなく向こうに建物が見えて来ました。 |
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小さな鳥居をくぐって、この前歩いた諸戸の道標のある車道に出ました。 |
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梅ノ木尾根はやはり人が少なく、出会ったのは2組だけでした。下は植林が多いけれど、上は緩急交互の気持ちいい自然林です。諸戸へのコンピラ尾根も全然人に会わず、観光地のような大山もちょっと外れればとても静かで、楽しい山歩きが出来るんだなあと改めて実感しました。 |