きれいな三角形の釈迦ヶ岳は、御坂山塊の中でも目立つ存在です。
黒岳の南の尾根も気になっていたので、合わせて歩いてきました。
2005.11.5(土) | 三ツ峠入口 | _ | 1554地点 | _ | 御坂黒岳 | _ | 日向坂峠 | _ | 釈迦ヶ岳 | _ | 檜峯神社 下り口 | _ | 林道 | _ | 檜峯神社前 バス停 |
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晴れ | 08:50着 08:50発 | 10:20 10:30 | 11:15 12:00 | 12:50 | 13:50 14:00 | 14:15 | 15:05 | 16:15着 16:50発 |
傘マーク予報が晴れに変わったので、展望と紅葉がきれいそうな釈迦ヶ岳へ行くことにしました。地図にはないけれど、御坂黒岳の南の尾根へは「三ツ峠入口」から登っていく道もあり、釈迦ヶ岳からは北の檜峯神社へ下る道があるようです。 |
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道はわりとはっきりしていてしばらくは左岸沿いに進みますが、5分程で小さな丸太橋を渡り右岸に移ります。 |
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朝日はまだ差し込んでいませんが明るい広葉樹林で、紅葉には早いもののぽつぽつ色付き始めた葉もあり、野鳥の声も聞こえます。 |
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時々左岸に移ったりしながらも、道は概ね右岸についています。やがて沢から離れジグザグに斜上するようになると、ちょっと分かりにくい箇所もありますが、とにかく左手に上がって行けばいいはずです。 |
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しばらく急登で黒岳の南尾根に上がりました。 |
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この尾根は、ほぼ直登続き。滑り易い小石混じりの所や木や岩角に掴まって登る所も多く、にせピークの先など時々緩やかになりますが大体は急坂です。 |
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最後の岩の急登で黒岳展望台に着きました。 |
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昼食後は釈迦ケ岳へ向けて出発。黒岳の山頂広場にはグループが楽しそうに昼食中でした。 |
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やがて西寄りの斜面になってくると午後の光の差す明るい森になり、黄葉が多めですが赤色も出てきて、華やかな感じになってきました。 |
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上芦川への分岐を過ぎると道も緩やかになって、やがて右側が急斜面で大きく開けた所に出ました。 |
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この先すぐに日向坂峠に下り立ちました。車が7,8台停まっています。ここまで車で上がれば釈迦ヶ岳も黒岳もあっという間にピストンできそうです。車道を横断して、向かいの登山道へ。 |
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ここからは比較的緩やかな道で、紅葉の色合いもさまざまです。 府駒山は樹林に囲まれ展望はありませんが、行く手に釈迦ヶ岳の三角形が見えています。 |
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釈迦ヶ岳からの下りは、東側より岩の多い急坂でここにも太いロープが下がっていました。でも足場はたくさんあるので、それほど歩きにくい所ではありません。 |
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緩やかになった先に檜峯神社への下り口があり、「15分程先にある下り口の方が緩やか」という意味の注意書きもありますが、この道もはっきりしているようなので今日はここを下ってみます。 |
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確かに急で滑り易い所もありますが、道はロープでしっかり誘導してくれています。 |
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山陰になってもきても西面なので明るく、赤、オレンジ、黄、うす緑の木々は、日の差す鮮やかな紅葉とはまた違った趣があります。 |
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やがて苔むした岩ゴロゴロの涸沢沿いの道になり、葉も緑が多くなってくると植林になり7,8分で細い林道に出ました。ここにも釈迦ヶ岳入口の道標がありました。左へ3,4分行くと広い車道に出て、前に駐車場がありますが車は1台もありませんでした。ここから右へ進み「檜峯神社前バス停」まで長い車道歩きです。 |
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畑の下に見えていたバイパスを横断し、更に下るとバス通りが見えて来ました。檜峯神社の門の先を左へ行けばバス停です。富士吉田駅から甲府駅へ向かう路線は河口湖周辺が渋滞すると遅れるようで、16:35のバスは15分も遅れて来ました。 |
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御坂黒岳の南尾根は急坂が多いけれど、下の板取沢沿いの道は新緑の頃もいいかなという感じでした。黒岳から釈迦ヶ岳にかけては素晴らしい紅葉の樹林が続き、雰囲気のいい道です。展望のいい釈迦ヶ岳は、すっきり晴れた日にまた行ってみたいなあと思いました。 |