御前山

ごぜんやま(1405m)


夏の御前山は初めてですが、花が多いそうなので行ってみました。
帰りは、まだ歩いた事のない陣馬尾根を下りる事にします。


2005.9.10(土) 都民の森_風張峠_月夜見山_小河内峠_惣岳山_御前山_小河内峠_藤倉
晴れ 09:20着
 09:25発
10:3511:00
11:10
11:50
12:00
12:5513:10
13:50
14:50
15:00
16:25着
16:40発



御前山のルートはいくつかありますが、月夜見駐車場から登る道は、団体さんの多いカタクリの時期以外は比較的静かな道です。このルートは3度目ですが、登りに利用するのは初めてです。

武蔵五日市駅8:18発の都民の森行きの急行バスは、全員座れるよう増発も出て2台で出発しました。終点で下車。ほぼ全員、三頭山なので左の道を行く人が殆どです。風張峠への道は、地図では森林館の先で右へ行く方が近いようですが、以前通ったこの道は植林の多いジグザグ道であまり面白みはありませんでした。鞘口峠経由の方が歩きやすくていい道です。

鞘口峠からは広葉樹林の尾根道で、今日は日差しもあるけど風も吹いているので気持ちいい。途中のベンチは北面が少し開け、鷹ノ巣山方面の見晴しがいい所ですが今日は霞んでいます。この道は誰も通らないと思っていたら、後ろから足音が近づいて来ました。マラソン登山の人達で数人が通って行きました。


浅間尾根分岐
【浅間尾根分岐】

都民の森の「里山の路」が終わると道も細くなり、緑濃い山の道になります。が、実はこの辺はうるさい。奥多摩周遊道路を突っ走るバイクがキーンと耳障りです。

浅間尾根の分岐を左へ行きます

気持ちのいい広葉樹林の山腹道を行くと、まもなく風張峠です。すぐ下には駐車場があり地元の人が木陰で休憩していました。

風張峠
【風張峠】

この先で、また後ろからマラソンの人が一人。今度は女性です。歩いていたので声を掛けると、今日は日本山岳耐久レースとかの練習日で、三頭山〜御岳〜日の出山まで行き、金比羅尾根を下って武蔵五日市駅まで走る予定とか。すごいですね〜。走るにはちょっと大きめなリュックとダブルストック姿で「行けるかなあ〜 御岳までになるかも」と言いながらも、ニコニコと楽しそうでした。頑張って下さいネ〜。

この先で2回車道に出ますが、左側を歩いていればその都度道標があるので、登山道はすぐ分かります。


月夜見山
【月夜見山】

雑木と植林が半々の、月夜見山に着きました。

葉の茂る今の時期は見上げても空はわずか。月夜見山と云っても、ここで月を見るのは難しそうです。昔はきっといい山だったのでしょう。

緑の光と爽やかな風が心地よい。木陰のベンチでしばし休憩してから出発。

真直ぐ進み、すぐ先で左に急降下すれば車道に出ます。右折して1,2分で月夜見第2駐車場です。

ここの奥が御前山登山口です。

月夜見駐車場
【月夜見第2駐車場】
小河内峠へ
【防火帯の道を小河内峠へ】

ここからは防火帯の広い道です。
今日は晴れていますが、尾根道なので風もよく通り、木陰で涼しく気持ちいい。


小河内峠までは小ピークがいくつかありますが、巻道もあります。1ケ所、両側に巻道があるピークは左の北側巻道が短く、右の南側巻道は遠回りで、どちらも雑木と植林が交互に現れます。あとは小さなコブなので巻いても越えても大差ありません。

小河内峠に着きました。ここにはマウンテンバイクの人達がいました。ベンチがあるので私も休憩。

冬枯れの頃は奥多摩湖も見えますが、今は雑草も茂り下も霞んでよく見えません。ツルニンジンがすぐ傍に咲いて、ススキが穂を出していました。


小河内峠
【小河内峠】

この先の防火帯からは花が多くなり、フシグロセンノウやアザミなどが雑草に混じってあちこち咲いていました。尾根が狭くなるあたりは、緑がきれいで風もよく抜けて気持ちいい。ソーヤの丸デッコの先、春にカタクリが咲く斜面は、今の時期一面雑草状態で、様々な草花が咲いています。クサボタンやセキヤノアキチョウジも、細いジグザグの登山道脇に迫る勢いで咲いています。レンゲショウマもほんのわずか咲き残っていてくれました。


ヤセ尾根
【ヤセ尾根】

ソーヤの丸デッコ
【ソーヤの丸デッコ】

惣岳山
【惣岳山】

直下の急坂をゆっくり登って惣岳山に着きました。
2,3人が休憩していましたが、都民の森以来初めて出会う登山者です。


この先は御前山のメイン通りですが、さすがに夏は人も少ない。山頂手前の北面見晴らし台も今日は霞んで石尾根方面の稜線は見えませんでした。

御前山山頂に着きました。
ここには思ったより人もいて、ベンチが新しく設置されていました。

周りの林の中にはトリカブトやレイジンソウなどが咲いています。


御前山
【御前山】

帰りは陣馬尾根を下りるので、小河内峠までは今来た道を戻ります。誰もいなくなった惣岳山を過ぎ、草花の斜面を下って緑の尾根道です。


小河内峠へ
【ヤセ尾根を小河内峠へ戻る】

この辺りは好きな道で、一度新緑や紅葉の頃に来たいと思っているのですが、なかなか来れません。

小河内峠に戻って来ました。
ここから陣馬尾根へは植林の中へ入って行きます。日当たりのいい所から来ると、入口は暗い感じがしてちょっとためらいましたが、林の中の檜は手入れされていて思ったより明るくホッとしました。

藤倉へ
【南の植林が藤倉への道】
猿江分岐
【猿江分岐】

ツリフネソウが群生している所を過ぎ、右へカーブすると午後の光が差す明るい広葉樹林になりました。静かな山腹の道です。

やがて広めの尾根道になり、所々びっくりするほど大きなキノコを見かけます。今年は晴れてもスッキリせず湿っぽい日が多かったので、キノコ達にとってはいい夏だったようです。

小河内峠から30分程で、猿江集落への分岐があります。


右へ見送って真直ぐ進み、植林と雑木を交互に過ぎると分岐から30分ほどで民家が現れました。バス停ももうすぐかなと思われましたが、ここからがけっこう長い。しかも下りの時には特に苦手な、コンクリートの細い急坂です。途中、犬が三匹放し飼いされていて、尻尾を振ってよく吠えています。こんな山の上では人が嬉しいのか纏わりついて来るので、「ちょっと通してネ」と言って通るとおとなしくなりました。

左に赤い屋根の小さな分校が見えて来て、その先の春日神社の横を抜けると車道に出ます。カーブしながら車道を少し進むと、左側に道標があり近道の階段がありました。下ればすぐにバス停がありますが、ここは車道があちこちに延び、登りの場合は分かりにくい所のようです。

バス停の斜め向かいに緑の屋根のプレハブ平屋があります。その左脇の小さな階段が、今下りて来た近道です。


藤倉バス停
【藤倉バス停と緑の屋根の平屋】


月夜見駐車場からの御前山は木陰で、思ったより涼しく歩けました。そろそろ終わりかけでしたが花も多く見られ、静かな晩夏の奥多摩を味わい事が出来ました。湯久保尾根より陣馬尾根の方が植林が少なく静かなので、今度はいつか登ってみたいと思います。



 御前山の花々



前回の鳳凰三山   HOME    山域別    次回の赤岳〜編笠山