大月の先、本社ヶ丸と鶴ヶ鳥屋山は普段から静かな山域のようです。
新緑の頃に来れなかったので、ちょっと遅れて来てみましたが・・・
2005.7.16(土) | 天下茶屋 | _ | 八丁峠 | _ | 清八山 | _ | 本社ヶ丸 | _ | 笹子駅分岐 | _ | 鶴ヶ鳥屋山 | _ | 登山口 | _ | 初狩駅 | |
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曇り | 09:25着 09:30発 | 10:25 10:35 | 11:20 11:25 | 12:00 12:35 | 13:45 13:50 | 14:35 14:45 | 16:00 | 16:50着 17:08発 |
金曜日の予報では、連休の天気でよさそうなのは土曜日だけだったので、近場の山へ行くことにしました。去年春の本社ヶ丸では鶴ヶ鳥屋山まで足を延ばせなかったので、今回は初狩駅まで歩こうと思います。 |
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しばらくは段々の急坂ですが、広葉樹林の気持ちのいい登りです。 |
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あちこちにコキンレイカ、シモツケソウの咲く道を登って行くと小さなピーク。この先ではヤマオダマキも見かけました。この後、何度か緩やかなアップダウンを繰り返します。 |
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クガイソウの蕾やウスユキソウの花を見ながら進んで行くと開けた送電鉄塔の下に出て、ここに「八丁峠」の標識が立っていました。 |
この先が八丁山のようですが、山頂はどこか気付かず通り過ぎてしまいました。なだらかな八丁山は、余り歩く人がいないのか潅木と夏草が迫り、蒸し暑い。下る途中に、りっぱな道標があって女坂峠への道が分かれていました。私の地図にはないけれど、境界線上に道があるようです。 |
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清八山の手前の小ピークに着きました。 |
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清八山のグループは、一人の女性が暑さに参った様子で木陰でグッタリ、別の女性が介抱していました。今日は「冷えピタシート」を持って来なかったので差し上げられませんでしたが、こんな時、首の後ろに貼ると涼しく、バンダナを巻けば目立たないので便利です。私はいつも一人なので、万一に備えビバーク用に「貼るホッカイロ」、夏は熱中症用に「冷えピタシート」をザックの底に入れていました。今日はまだ入れてなかったので、ザックの中身も夏に向けて点検しないといけないなあと思いました。 |
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急坂を下るとすぐ清八峠。 |
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この先の岩の上から眺める富士山は雲間にうっすら見えるだけで今日は一日こんな感じです。 |
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所々の急坂を黒い階段で下り、更に進むと笹原の開けた所に出ます。送電鉄塔があり、下は「宝の山ふれあいの里」への分岐になっています。ここからは鶴ヶ鳥屋山方面がよく見えますが、まだ幾つかアップダウンがありそうです。笹原を下って登り返しますがここからの道も雰囲気がよく、時々ヒメシャラの白い花がいっぱい散っている木がありました。1377地点(角研山)からは右に下り、次のピークは雪の頃と違って真っ直ぐに道がついていました。 |
バラバラになったヤグラ跡を過ぎると、笹子駅分岐に出ました。しばし休憩。 |
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正面に本社ヶ丸が大きく見えていますが、雲がちょっと多くなってきました。さっきの笹原の送電鉄塔も、尾根上にうっすら見えます。 |
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飴をひとつ口に入れて、さて出発。この後の下りはとても急で、頼り無気なロープが下がっています。木につかまりながら転げ落ちそうな坂を慎重に下りました。 |
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右へ少し行ったカーブミラーの所に道標があり、登り気味に道が続いていました。この後は、右に赤松を見ながら単調な下りがずっと続きます。小さな沢を渡ると、目の前は草茫々。かき分けるような細い道がついています。”えーっ・・・こんなとこ通るの?”と、一瞬戸惑いましたが、他に道がないのでザワザワと通り抜けるとすぐ林道に飛び出しました。 |
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地図には入口不明瞭と記されていますが、本当にここは道標がなければ登山口とは思えないような所です。本社ヶ丸からは誰にも会いませんでした。 |
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