大菩薩峠は、東京から日帰りで行ける2000m級の、明るい展望の広がる山です。
気持ちのいい草原が続き、四季を通じて人気がありますが、冬は静かな山を楽しめます。
2005.1.8(土) | 裂石 | _ | 千石茶屋 | _ | 第一展望台 | _ | 上日川峠 | _ | 雷岩 | _ | 大菩薩峠 | _ | 上日川峠 | _ | 裂石 |
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快晴 | 07:55着 08:00発 | 08:35 08:40 | 09:20 09:30 | 10:10 10:20 | 12:10 12:45 | 13:30 13:45 | 14:45 15:00 | 16:25着 16:47発 |
日帰りで大菩薩峠へ行くには、塩山駅からタクシーの相乗りを期待するしかありませんでした。でも昨年12月のダイヤ改正で最寄り駅の下り始発が10分早まり、高尾駅6:15発の電車に間に合うようになりました。これで塩山駅7:28発の始発バスにも乗れるようになります。うれしくて、まだ早いかなと思いながらも”白い大菩薩峠”を期待して、早速行ってきました。 |
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やがて右に千石茶屋が見えてきました。先行の人たち同様、茶屋のベンチで軽アイゼンを着けました。 |
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下ばかり見ながら歩いているうちに、第一展望台に着きました。南アルプスがきれいに見えています。 |
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ブナなど広葉樹林の日陰の道を黙々と登って行き、やがて左上にガードレールが近づいてきました。もうすぐかと思われるところですが、この車道はまた一旦大きく離れるので上日川峠はもう少し先です。 |
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おしゃれなロッヂ長兵衛のある上日川峠に着きました。ここには駐車場と公営トイレ、その間の高台にテント場があります。 |
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着いた福ちゃん荘の先で、右の大菩薩峠への道を見送り左の唐松尾根へ向かいます。 |
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【雷岩からの眺め 光っているのは上日川ダム】 |
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昼食後、大菩薩嶺はすぐ近くなので行こうかと思いましたが、山頂は樹林に囲まれ展望もないので今回はパスしました。 |
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2000年に設置された「標高2000米」の標柱がある神部岩を過ぎると、賽ノ河原が広がります。雷岩から介山荘までの稜線は爽快な大菩薩のハイライト。気持ちのいい雪の笹原道が続きます。 |
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【避難小屋のある賽ノ河原を振り返る】 |
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行き交う人も少ない明るい稜線を進んで行くと、左手に奥多摩の山々が見えてきました。 |
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奥多摩湖も見え、その右手には奥から大岳山、御前山、そして三頭山がどっしりと大きく見えています。 |
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介山文学碑の前を過ぎて大菩薩峠に到着。 |
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介山荘のベンチで休憩後、さて出発と小屋の後ろに回ったら以前小さなトイレがあった所に公営の立派なトイレ休憩舎が建っていました。 |
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介山荘からは広く歩きやすい道を緩やかに下ります。ひっそりとした勝縁荘を過ぎて間もなく富士見山荘に着きました。丸太の平屋に煙突、ちょっと雰囲気のいい小屋です。前のテラスからは逆光の富士山。朝ならきれいだった事でしょう。 |
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休憩後は、朝来た道を下ります。 |
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下るにつれ太陽が向かいの山に迫り、陰になった頃、林道に降り立ちました。千石茶屋の先から車道に出ます。夕方になると気温もまた下がって、朝ほどではないにせよ道路は滑りやすくなるので、注意しながら歩きます。バス停に着き、よく見れば17:10発の前に16:47発二本木経由と言うのがありました。「経由」となっていても、こちらの方が少しだけ短くて運賃も同じく100円だそうです。夕暮れのバス停にぽつんと一人では淋しいので、茶店に入って甘酒を頂きながらきれいで明るく感じのいい女将さんと、お話しながらバスを待ちました。 |