丹沢の玄倉林道は、紅葉の時期は特に素晴らしいと聞きました。
日帰りで抜けられるよう、雨山峠経由で鍋割山へ行って来ました。
2004.11.7(日) | 玄倉 | _ | 雨山橋 | _ | 雨山峠 | _ | 鍋割峠 | _ | 鍋割山 | _ | 二俣分岐 | _ | 二俣 | _ | 大倉 |
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晴れ | 08:05着 08:10発 | 10:20 10:30 | 11:10 11:20 | 12:20 12:25 | 12:50 13:50 | 14:20 | 15:35 | 16:40着 16:55発 |
新松田駅始発の西丹沢行きバスで、玄倉で降りたのは4,5人ですが、きっとこの前の増発バスでも何人か降りていることでしょう。丹沢湖の向こうには、白くなった富士山がうっすら見えて、今日は春のように穏やかな天気です。 |
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向こうに青崩隧道の四角い入口が見えてきました。左の木々の向こうに柱が並んでいる所が、カーブの先の出口です。 |
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次のトンネルの先には小さな玄倉ダムがあります。この辺りの水はエメラルドグリーンで、日の当たっている所は紅葉も川の色もとても綺麗です。 |
奥まった上流に、思いがけない広い河原です。気持ち良さそうなので下りてみました。上流方向には弁当沢ノ頭や蛭ヶ岳が見えています。 |
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雨山橋の少し先、右の植林の中に雨山峠への道標があり、「荒天時注意」の看板が立っていました。 |
桟橋が多く、思ったよりよく整備されていました。 |
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着いた雨山峠は十字路になっていて、狭いけれどいかにも峠という感じの所です。富士山が見えるらしいのですが、今日は霞んで見えません。 |
短いザレの急坂を過ぎると平坦になり、気持ちのいい尾根道になります。 |
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この先に短い鎖場があります。地図では危険マークの所ですが、足元をよく見て通れば大丈夫です。上はヤセ尾根になり、小さなピークの茅ノ木棚沢ノ頭の辺りからは、左の木々の間から、蛭ヶ岳の稜線や東沢堰堤の段々が正面によく見えます。 |
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![]() 【右へカーブすると真っ直ぐな鎖場】 |
この先の鎖場は長く、手前は足場もありますが、途中から右へカーブすると傾斜も強くなり、スルッと一直線です。 |
少し行った先に鍋割峠がありました。 |
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土止め段の急坂を登って鍋割山山頂に着きました。 |
帰りは訓練所尾根を下りるので、鍋割山の東のブナ林へ向かいます。 |
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二俣分岐へ向かうこの鍋割山の稜線は、いつ来ても気持ちのいいブナの散歩道。 |
二俣分岐を右に折れると広い草地に出て、すっきりした日は下の秦野市の街並みも見渡せるのですが、今日はもやっとしていました。アセビなどの低木帯を過ぎると、植林と広葉樹が交互に現れるやや急な下りになります。 |
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上の方は所々紅葉していましたが、やはり少なめです。745地点辺りは西側の黄葉がきれいでした。下の方はモミジも多いのですが、まだ緑色のままです。 |
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林道に下り左折するとすぐ二俣の勘七沢ですが、今日は水量も多く、そのまま横切れず丸太橋を渡りました。あとは長い西山林道を、大倉までひたすら歩くだけです。 鍋割山の雨山峠ルートは、静かで変化があり楽しい道でした。きちんと整備されているので、注意して歩けば特に危険な所はありません。玄倉林道は本当に紅葉のきれいな所でしたが、例年はもっときれいな事でしょう。暗いトンネルを無事に通れて感謝でした。 |