北高尾山稜は低山ながらアップダウンが多いと聞いた事があります。
2月に南高尾山稜に行ったので、北高尾にも行ってみる事にしました。
2004.3.7(日) | 霊園前 | _ | 八王子城跡 | _ | 富士見台 | _ | 自然林 ピーク | _ | 堂所山 | _ | 明王峠 | _ | 矢ノ音山 | _ | ベンチ | _ | 相模湖駅 |
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晴れ のち曇り | 07:40着 07:40発 | 08:00 | 09:10 09:15 | 10:45 10:50 | 12:05 12:15 | 12:35 13:25 | 13:45 | 14:25 14:30 | 15:00 15:24 |
高尾駅北口から1番乗り場のバスで「霊園前」で降ります。前方の信号を左に折れ、以前はバスが通っていたらしい車道を行くと、やがて正面に「八王子城跡」の入口が見えて来ました。 |
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大きな案内板があり、左の新道を登って行くと小さな梅園がありました。朝日に当たり、ほんのり甘い香りがしています。梅の木は少ないのですが、丁度見頃できれいでした。 |
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少し先では東側が開け、広く都心まで見渡せています。快晴の朝でも、うっすらスモッグがかかっていて、都会の空気が汚れているのがよくわかります。 |
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平坦な道をしばらく行くと天守閣跡に出ましたが、ずいぶん狭くて、どんな風に建っていたのかなと思いました。 |
杉植林の道をゆるく上下しながらしばらく行くと分岐があり、左に富士見台がありました。正面、高尾縦走路の城山の左に丹沢、右に富士山が見えています。ベンチもあるので休憩にいい所です。 ![]() 【富士見台より 左奥に丹沢 手前は城山方面】 |
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出発してまもなく急登になり、最初のピークの松沢ノ頭に着きました。すっきりとした杉の山頂で、ここを下ると次のピークが見えてきます。これが高ドッケ。ここも急な杉山で、道は基本的に左側が杉、右側が雑木です。 |
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更に大小のピークをいくつか越えて、杉ノ丸に着きました。ここは北が少し開けて、ちょっとホッと出来るピークです。 |
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ここも急坂を下りると、もう次が目の前。ほんとにまあ、なんて律儀な道なんでしょう。このルートに「巻き道」という言葉は存在せず、ピークを忠実に辿って上り下りしています。次のピークは「クロドッケ」で、地図にはありませんがここには「夕やけ小やけ文化農園」への道標がありました。 |
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その次は、初めての雑木のピークでちょっと広め。 |
ここからは自然林が多くなり、アップダウンも楽しくなってきました。 |
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更に次のピークを越えて、関場峠に着きました。 |
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雰囲気のいい小笹の道を登って、ようやく堂所山に着きました。 |
堂所山からは平坦な道で、少し先で高尾縦走路と合流。底沢峠を過ぎ、明王峠に着きました。青空が広がってきて、太陽も出てきたので少し暖かくなりました。丸太いすに腰掛け、目の前の丹沢を眺めながら昼食タイム。気温は相変わらず低く3℃、風もあるのでラーメン作りに時間がかかりました。 |
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入ってみると、小笹の中の落ち葉がいっぱいの道です。カサカサと、気持ちいい。 |
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ようやく登山道に下り立ちました。少し先の大平小屋付近からは、すっきりと手入れされた植林の道が続いています。午後の光が差し込んで、気持ちのいい植林帯でした。 |
大明神山や子孫山ノ頭は巻いて下っていくと、相模湖が見下ろせるベンチに着きました。正面には石老山が見えています。 |
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ここからは常緑樹の九十九折れの急下り。下の与瀬神社で今日の無事を感謝してお参りし、左へ国道沿いに進んで相模湖駅に向かいました。 北高尾山稜は、前半は植林が多いけれど後半は雑木林の気持ちいい道でした。評判通り大小次々とピークが現れ、どれも巻かずに忠実に歩くルートで、最初にこのルートを開いた方はきっと律儀な人だったのではと思いました。 |
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