今年の梅雨明けは遅いし、HP作りに夢中になっていて、山は2ヶ月ブランクになりました。
いきなり高山に登るのは暑さに弱い身にはどうかと思い、近場の御坂黒岳へ行きました。
|
|
【御坂山頂】 |
左へ緩やかに登ると、御坂山の山頂です。 |
御坂山を過ぎ、しばらくすると送電鉄塔の下に出ました。やや見晴らしが良く、河口湖がうっすら見えています。熊笹の林を下りると夏草の茂る御坂峠で、寂びれた様子の御坂茶屋がひっそりと建っていました。 |
|
誰もいない静かな山に、だんだん霧が迫ってきて幻想的。小鳥も余り鳴かないので、静か過ぎてちょっと寂しいくらいです。 |
【霧の中】 |
【御坂黒岳山頂】 |
急登を何度か繰り返し、露岩が現れてくると山頂も近い。両側にクガイソウやギボウシがいっぱい咲いて、たくさんの蝶々が舞っている草地に出ました。 |
前回来た時、正面に大きく見えていた富士山も、今日は雲の中で全く何も見えません。 |
【展望台から見る河口湖】 |
|
|
【破風山】 |
破風山に着きました。 |
次の中藤山の山頂は道の傍の狭い草地と言う感じで展望もなく、標識がぽつんと立ってるだけでおよそ山頂らしくない場所でした。ここを下ると少し岩が出てきて、山道らしくなりました。 |
|
ちょっとした露岩の上に出ました。 |
【中藤と御坂黒岳を振り返る】 |
ワレモコウや気の早いマツムシソウが咲いているなあと思ったら、大石峠に出ました。 広い草原になっていて、お花畑になっています。 ハナシノブ、なんとかシャジン、ギボウシ、ニッコウキスゲ、ナデシコ、ワレモコウ、 ツリガネソウ、マツムシソウ、ハクサンフウロ、シシウド、白い花、黄色い花、紫色の花 |
|
【花の大石峠】 |
|
【夏の雲】 |
青空はずいぶん広がってきて、湧き上がる白い雲が、いかにも夏の空。 |
下り始めは道を覆い隠すほどの夏草をかき分けて進み、ザワザワ下ると落葉松と雑木の中の九十九折りの道となりました。途中の水場を過ぎると単調な植林の下りが続いて林道に出ました。 |
|
暑さに慣れるためと言いながら天下茶屋までバスで上がってしまい、曇り空で涼しく、余り意味がなかったかも知れません。でも前回の晩秋の御坂黒岳とは違ったしっとり緑の森の雰囲気を味わう事ができ、久し振りに山の中を歩けて嬉しかったです。 |