檜洞丸〜蛭ヶ岳〜丹沢三峰山


2003.6.7-8   西丹沢ー檜洞丸ー蛭ヶ岳ー丹沢山ー丹沢三峰山ー宮ケ瀬



丹沢の最高峰蛭ヶ岳は、遅くまでトウゴクミツバツツジが咲いていると聞いています。
台風のため予定より一週間遅れてしまいましたが、丹沢主稜を縦走してきました。


今日は終点の西丹沢自然教室で下車。トウゴクミツバツツジの時期は殆どの人が檜洞丸なので、車道をしばらく進んだ先の「つつじ新道入口」から皆さんも次々と沢沿いの道へ入って行きました。少し先で沢を離れ左へ上がり、山腹を巻きながらゴーラ沢まで長い平坦な道を行きます。檜洞丸まで最短のつつじ新道は、前にも後ろにも人が続いていました。

ゴーラ沢出合は広い河原で、たくさんの人が休んでいます。ここからは狭い急坂を息を整えながら登ります。次の展望園地では晴れていれば富士山が見えるはずですが、今日は、もやっと薄曇りで見えませんでした。この後 又、しばらく急登が続きます。

ベンチのある尾根に出るとツツジの多い道になりますが、今はもう花も終わり緑一色になっています。木段やはしごを通り石棚分岐を過ぎ、二週間前より一段と緑の濃くなったバイケイソウを見ながら木道を進みました。

檜洞丸山頂に着いて犬越路方面への下り口へ行ってみると、ここのトウゴクミツバツツジは満開でした。
他が不作の年でも、ここはいつも見事な花を咲かせています。

犬越路方面のミツバツツジ
【犬越路方面下り口のミツバツツジ】

檜洞丸
【檜洞丸】

2週間前より静かな檜洞丸山頂。トウゴクミツバツツジも少し咲いていました。

昼食後、今日は蛭ヶ岳へ向かいます。誰もいない静かなブナ林の急坂を下り、しばらく行くと平坦な道になりました。

金山谷乗越は北面が崩れ落ちていますが、柵や梯子などで整備されていました。

神ノ川乗越を過ぎると臼ヶ岳への登りになります。

丹沢主稜 金山谷乗越
【丹沢主稜  金山谷乗越】
臼ヶ岳
【臼ヶ岳】

臼ヶ岳山頂は静かなブナの森がゆったり広がっていて、小鳥がよく鳴いています。若い単独男性が、のんびりと森を眺めていました。

臼ヶ岳は東側が開け、蛭ヶ岳〜塔ノ岳方面が見渡せますが今日は霞んでいました。

臼ヶ岳から下り、平坦道を行くとミカゲ沢ノ頭に出て、いよいよ蛭ヶ岳への急登です。この取り付き辺りからトウゴクミツバツツジが、見られるようになりました。

蛭ヶ岳へ
【蛭ヶ岳へ】
蛭ヶ岳山腹の笹原
【蛭ヶ岳山腹の笹原】

鎖場もありますが低木が多く、晴れていればとても展望のよさそうな所です。振り返れば富士山や南アルプスも見えるんだろうなあと、ちょっと残念。でも、雨が降らないだけでも感謝です。登っているうちに霧がだんだん迫ってきて、下はすっかり真っ白になってしまいました。

半分過ぎたあたりにツツジのきれいな所があって、この上は笹原になっています。晴れた日に、また来てみたい所でした。

急登もそろそろ終わりかなと思われる頃、突然平坦になり蛭ヶ岳山荘が見えてきました。日も差してきて青空も所々見えて、気まぐれな天気ですが明るくなってうれしい。
山荘は5,6年前に建て替えられたようです。

夕食前、外に出ると、また霧に包まれて来ました。

蛭ヶ岳山荘
【蛭ヶ岳山荘】

今夜の宿泊者は25人くらいですが、5月24日は120名くらいで大混雑だったそうです。毎年この時期に来られる80歳くらいのおばあさんが、今年も一人で来られたとの事。青ヶ岳山荘で見かけたあのおばあさんだ!となんだかうれしくなりました。

ここの消灯は8時。 外に出てみると、なんと真上に月が出ています。明日は曇りの予報だったので、うれしい! このまま月夜でいてくれる事を願うばかりです。
蛭ヶ岳山荘の東に目を向けると、ずーっと遠くまで光の海が広がっています。
今はまだ8時、都会ではこれからという時刻なのでしょう。山はひっそり静まり返って真っ暗、別世界にいるようです。いろいろな人生があるんだろうなーと思いつつ、小屋へ戻りました。




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