一昨年、松田山から寄ロウバイ園へ向かう途中で看板を見かけたタケ山へ行ってみました。
山頂手前は冬枯れの広場で見晴しが良く、その後はシダンゴ山を経由して寄ロウバイ園へ。
2020.1.30 (木) | 田代向 | → | タケ山 登山口 | → | タケ山 展望台 | → | タケ山 | → | 林道 | → | シダンゴ山 入口 | → | シダンゴ山 | → | 登山口 | → | ロウバイ園 | → | 寄 |
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晴れ | 08:05着 08:05発 | 08:45 | 09:35 09:55 | 10:05 | 10:15 | 10:30 | 10:45 11:10 | 11:45 | 12:10 14:25 | 14:30着 14:45発 |
新松田駅7:30発の寄行きバスに乗り、田代向で下車。タケ山は登山地図にはないけれど田代橋を渡ると大きな案内板があり、「タケ山古道・はなじょろ道」道標に従って左へ。松田山遊歩道から下ってきた時に渡った谷戸口橋に「タケ山・はなじょろ道」への道標があり、虫沢川に沿って右へ。いたる所に温かみのある達筆で書かれた「虫沢古道を守る会」整備の木製道標があるので、迷うことなく進むことが出来てとても助かります。 |
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簡易舗装になり、登山口から少し先で右へ折り返すと八坂神社があったので、ご挨拶してタケ山へ。 |
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ずっと植林が続きますが、今日は冬とは思えないほど暖かなので日陰でも登れば暑いくらい。 |
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冬枯れの緩やかな尾根になり、明るく気持ちのいい道を進むとタケ山展望台の広場に着きました。 |
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北東にこれから向かうシダンゴ山が見え、奥に雨山~鍋割山~塔ノ岳~大山~相模湾が一望。 |
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長い頂稜にはアブラチャン?が多く、その先には富士山がチラッと見える富士見台がありました。 |
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タケ山山頂は植林の中で展望は全くないけれど、温かみのある道標が立っているので分かります。 |
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北へ下ると送電鉄塔下に出て、向かいのダルマ沢ノ頭の中腹に、これから歩く林道が見えています。 |
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林道に出て右へ進むと15分ほどでダルマ沢ノ頭からの鉄階段が見えてきて、右のシダンゴ山へ。 |
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シダンゴ山山頂に到着。ここは公園ふう広場で、植栽でしょうかアセビが取り囲んでいます。 |
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変わった名前の山ですが、石碑には「シダンゴ(ウ)は古来震旦郷と書き、震旦とは中国の旧異称。寄に仏教を伝える仙人がこの山上に居住し、その仙人をシダゴンと呼んだことから地名が起こった。シダゴンとは梵語で羅漢(悟りに達した人)を意味し、シダゴン転じてシダンゴウ(震旦郷)となった。」と書かれています。 |
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植林を下り、防獣柵を開閉してまもなく登山口ですが、昨年の台風で要注意と書かれていました。 |
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寄へ向かうと、暖かな春のような風に乗って、ほわっとロウバイの甘い香りが漂ってきました。 |
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あとは、ゆっくりロウバイの香りを楽しみましょう~♪ |
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西に見えているのが宮地山~シダンゴ山で、その鞍部に頭だけ見えているのがタケ山です。 |
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沿道では、暖冬のせいで早くも桜がほころび、メジロもやってきました。 |
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2時間も心ゆくまで花の香りを堪能し、今年もロウバイ枝の束を購入して帰りました。 |
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シダンゴ山の南西にある710m峰のタケ山は、周辺の山同様に大半が植林でしたが、山頂手前には気持ちのいい雑木林が広がり、草地広場からは180度の展望。地元を愛する方達が整備されたのでしょう、道標もとても丁寧に設置されていました。ロウバイ園も年々訪れる人が増えるようで平日でも賑わっていましたが、ゆっくり楽しむことができた一日でした。
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