雪がなかなか降らないので、長年気になっていた米沢山の北尾根を歩いてきました。
笹子雁ヶ腹摺山からの冬枯れ尾根道は気持ちよく、米沢山北尾根の下り始めは急下りが続きました。
2016.1.10 (日) | 笹子駅 | → | 笹子 雁ヶ腹摺山 登山口 | → | 自然林 曲がり角 | → | 笹子 雁ヶ腹摺山 | → | 展望台 | → | 米沢山 | → | 北尾根 1211m峰 | → | 207号 鉄塔 | → | 道の駅 | → | 甲斐大和 駅 |
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快晴 | 08:00着 08:05発 | 08:40 | 09:45 09:55 | 10:20 10:40 | 11:15 | 11:40 12:05 | 12:35 | 12:55 13:10 | 13:40 13:50 | 14:10着 14:30発 |
米沢山北尾根は芽吹きの頃に予定していましたが、雪の降る前に思い切って挑戦してみることにします。マイナールートは落ち葉で分かりづらいかも知れないけれど、テープが多いようだし、青空なら見通しもいいので、何とかなるでしょう。 |
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植林帯の山肌を巻くようにぐるっと上がって行くと、送電鉄塔に出ます。 |
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この少し先から植林と雑木との境になり、落葉した木々の向こうにトクモリなどの山々を見ながら進んで行きます。 |
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緩急交互ですが、自然林側から日差しが入るので明るい尾根道。 |
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冬枯れの樹間から富士山など見ながら登って行くと、やがて右折道標のある地点に出ます。 |
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この先からは急登。でも明るい日差しいっぱいだし、暑い季節ではないので、気持ちいい。 |
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笹子雁ヶ腹摺山の山頂に到着。 |
南アルプスや八ヶ岳も見えていますが、やっぱり雪が少ないですね~・・・ |
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しばし眺望を楽しみ、木々に透けるハマイバ丸の稜線を見ながら米沢山へ向かいます。 |
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その先からお坊山までは気持ちのいい自然林の尾根道。紅葉の頃に来ようと思いつつ、いつも時期を逃してしまいます。 |
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米沢山に近づくと、右の高みに展望台があるので、ちょっと寄ってみます。 |
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小さな岩頭の上からは南東方面が開け、御正体山や奥の丹沢方面、 【展望台から見る富士山と笹子雁ヶ腹摺山】 |
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展望台から戻り、先へ進むと米沢山が大きく迫って見え、クサリ場2か所の急登。 |
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【米沢山へ】 |
【直下はクサリ場の急登】 |
急登を上がりきると、米沢山の山頂。木々に囲まれた狭い山頂ですが、ちょっと休むのにいい山です。 |
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さてスタート。山頂の北側に北尾根の下り口があり、以前ちょっとだけ偵察してみたことがあります。道形はわりとしっかり付いているような雰囲気でした。 |
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下り始めは気持ちのいい冬枯れ尾根道で、小さな高みの先1300mを過ぎたあたりからは急下り。 |
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向こうに小ピークが見えてきました。 |
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1211m峰に小さな山名札があるらしいのですが見つからず、幹に「1211m」と記された黄テープが巻かれていました。 |
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1211mから更に北へ。落ち葉いっぱいの急下りが終わると緩やかな尾根になり、踏み跡は分かりにくいけど、地理院地図と照らし合わせながら、テープも確認しながら進んで行きます。 |
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1160m辺りから西向きになり、午後の柔らかな光が差し込む気持ちのいい落葉樹林尾根。 |
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207号巨大鉄塔の下はとても広くて、南アルプスや八ヶ岳もよく見えています。この時間では、やや霞んでいますが、それでも今日は快晴。 |
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鉄塔先も明るい陽だまり尾根でしたが、1030mあたりで左の尾根へ引き込まれないよう注意。 |
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ジグザグ道を下り、900mあたりで右に移り、最後に左へ向かうと下に林道が見えてきて、 |
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笹子雁ヶ腹摺山の山頂は木々が伸び、今はかろうじて見える南アルプスも、やがて見えなくなりそうです。米沢山北尾根は落ち葉いっぱいでしたが、テープも多いので、25,000分の1地図で確認しながら歩けば、問題なさそうなルートでした。本来マイナールートは登りで利用した方が安心ですが、冬は日の当たる西へ下る方が好きなので、今回は下りに利用しました。2つの山頂以外では誰にも会わず、静かな尾根歩きの一日でした。自然林が多かったので、次回は紅葉か新緑の季節に、逆ルートで歩きたいと思います。 |