上日川峠から南に伸びる日川尾根は、緩やかで静かな尾根のようです。
源次郎岳は紅葉もきれいらしいので、行ってみることにしました。
2015.10.25 (日) | 小屋平 | → | 上日川峠 | → | 展望台 | → | 砥山 | → | 大菩薩湖 | → | NTT 無線塔 | → | 下日川峠 ゲート | → | 源次郎岳 分岐ピーク | → | 源次郎岳 | → | 林道 横断 | → | 嵯峨塩 鉱泉 |
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快晴 | 08:25発 | 08:55 09:05 | 09:30 09:45 | 10:15 | 10:30 10:45 | 12:00 12:30 | 12:40 12:50 | 13:20 | 13:40 14:00 | 14:40 | 15:15着 15:21発 |
ごん太さんの「山とバス」で拝見して以来、いつか紅葉の時期に行ってみたいと思っていた日川尾根と源次郎岳へ行ってみることにしました。上日川峠へは裂石からの登山道も好きだけれど紅葉時期に歩いたことがあるし、大菩薩館跡の広葉樹林帯の様子も見てみたいので、甲斐大和駅からのバスで、小屋平で下車しました。このバスもすっかり人気路線になり、定刻より早い臨時便は2台も出ました。 |
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カラマツ林で、黄葉の木々を見上げたり、ちらほら混じる紅葉を見上げたりして進みます。 |
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上日川峠に着くと、登山者いっぱい。ロッヂ長兵衛の後ろは、葉を落とした木々も見られ、今年の紅葉は若干早めでしょうか。車も多く、砥山林道に入ると路上駐車が並んでいました。 |
一番奥の駐車場入口手前に日川尾根の砥山分岐があるのですが、今日は素晴らしい快晴。こんな日に大菩薩に来て、富士山を見ないのはもったいない。 |
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分岐から左へ進むと整備された木道になり、素晴らしい紅葉の森で、ビックリ・ワクワク・ルンルン。 |
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木道はずっと奥まで続き、最後はカーブして展望台に着きました。ベンチもあり、富士山の眺望が素晴らしい展望台です。 |
真っ赤なカエデの向こうには、お気に入りの天狗棚山も見えています。今、あの小笹の稜線から展望を楽しんでいる人もいるのでしょうね。 |
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ここから日川尾根の破線ルート。細いながらもはっきりした道で、2008年版の登山地図は山頂を通っていますが、地理院地図では巻いています。 |
樹林に囲まれ展望のない小ピークで、さきほど見た日陰細道も上がってきていました。 |
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砥山から南に進んで行くと、左側に砥山林道と青く光る大菩薩湖が見えてきました。 |
砥山林道と隣接すると、いつも上から眺めている大菩薩湖がすぐ横。気持ち良さそうなススキ原もあるので、ちょっと下りてみることにします。 |
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広い草地の奥まで行くと、さきほど歩いた展望台の紅葉の森と天狗棚山の笹ピークが見えてきました。
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林道横のルートに戻ると、道は西へ向かい1637mと思われる山へ向かって行きました。 |
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緩やかに下って行くと、送電鉄塔が見えてきて、道標のある林道に下り立ちました。少し先でゲートのある林道が合流してきています。 |
更に林道を進んで行くと、右に文字の消えた道標が見えて来ました。地図には「入口不明瞭」と記されていますが、とても分かりやすい入口です。 |
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相変わらず緩やかに進み、小さな急登で上がった所が1621mでしょうか、カラマツ林の少し先には細い白樺が一本混じっていて、更に緩やかな尾根が続きます。 |
近づくと立派なアンテナも見えてきて、山地図にあるNTT無線塔のようです。 |
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NTT無線塔から林道を進み、『そろそろゲートのはずなのに、遅いなあ』と思っていたら、ようやくゲートが見えてきました。地理院地図にはないけれど、山地図にはあるゲート。『ゲートから少し進んで左に曲がると下日川峠、ルートは南の林道の右側に平行している』と思っていたので左へ進んだら、なんと!開けて富士山が見えてきました。 |
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林道を少し進むと分岐があり、右へ向かうと足元に道標が置かれていて、これは分かりやすいでした。 |
カラマツ尾根はやや広めなので、踏み跡もまばら。午後の木洩れ日を受けながら進んで行きます。 |
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見えてきた小ピークが源次郎岳分岐で、小さな三叉路。帰りに下る嵯峨塩鉱泉への道を確認して、右の源次郎岳へ向かいました。 |
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紅葉の間から富士山が見えています。今日は空気もすっきり乾燥しているので、午後になってもきれいな富士山で嬉しい。 |
この源次郎岳への尾根は紅葉がとてもきれいです。光を受けて、赤も黄色も輝いています。 |
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意外に早い山頂! と思ったピークは、偽ピーク。 |
そして大きく開けた伐採地に出ました。 |
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分岐への登り返しが、今日一番の本格的な山登りでした。(笑) |
分岐ピークから、嵯峨塩鉱泉へ向けて南へ。 |
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左に林道が見えて来て、やがて嵯峨塩深沢林道に出ました。向かい側にテープはないけれど、落ち葉に隠れた薄い窪みがある雰囲気。 |
やがて尾根がはっきりしてきて、あちこちに鮮やかな紅葉黄葉があって、とてもきれいです。 |
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笹薮から飛び出た所で、集落林道に出ました。 |
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富士山が見え隠れする道を下って行くと民家が点在し、作業している人がいたので嵯峨塩館を尋ねると丁寧に教えてくれました。 |
快晴の紅葉登山日和で大変な人出の大菩薩でしたが、日川尾根では誰にも会わず、源次郎岳から先は紅葉もきれいで、静かな尾根歩きの一日でした。展望台発見は老後に役立ちそうです。(笑) |
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