男体山

なんたいさん(2486m)


中禅寺湖の湖畔から突き上げるように鎮座する男体山は、日光を代表する円錐形の山です。
見るからにキツそうで気力が必要ですが、眺望は期待できそうなので晴天を狙って出かけてきました。


2015.5.17
(日)
 二荒山神社3合目5合目7合目9合目男体山7合目5合目4合目二荒山神社
晴れ  09:35着
 09:45発
10:15
10:20
11:00
11:05
11:40
11:45
12:35
12:40
13:00
13:35
14:1814:45
14:50
15:0015:40着
16:10発



4時起床。最寄り駅始発に乗り、各線を乗り継いで東武日光駅8:40発の湯元温泉行きバスに乗車。

キラキラ輝く新緑のいろは坂を過ぎると、車窓から大きな三角形の男体山が見えてきました。

二荒山神社前で下車。しばし並んで登拝料500円を納め、お守りとコース略図、簡単な説明を受けてからスタートです。

二荒山神社と男体山
【二荒山神社と男体山】
一合目へ
【一合目へ】

境内にはシロヤシオが咲いていました。
清々しい白花を愛で、二荒山上奥宮登拝口へ。
この時は、山中にも咲いているだろうなあと思っていました・・・

まずは長い階段を上って一合目へ。

野鳥のさえずりを聞きながら、明るい樹林帯を真っ直ぐ登って行きます。

だんだん傾斜が急になってきますが休めるような場所がなく、ともかく頑張ります。

一合目
【一合目 樹林帯】
三合目
【三合目〜四合目は林道歩き】

三合目で林道に出ました。ここから四合目までは林道歩きなので、木陰で休憩にします。
爽やかな風が、とても心地よい。

東へ西へ、大きく折り返しながら上って行きます。
カーブで振り返れば、中禅寺湖の青々とした湖面がとても美しいでした。

中禅寺湖
【中禅寺湖】

青い空 光に透ける若葉。 キラキラ輝く林道歩きも、いい気持ちです。
上ばかり見上げて歩いていたら、斜面にシロヤシオ〜! 嬉しいけど、ちょっと遠いなあ・・・


林道
【青い空  輝く若葉】

シロヤシオ
【上の山肌にシロヤシオ (拡大)】

四合目
【四合目】

鳥居が見えてきました。ここが四合目。「登山道入口」の看板があり、また急登が始まりました。


林床に笹が広がる急登で、所々に岩ゴツゴツもあります。
やがて避難小屋が見えてくると、五合目道標。少し先で中禅寺湖を眺めながら休憩です。
この先ではシロヤシオの木も幾つか見かけましたが、まだ小さな蕾でした。


五合目
【五合目 右に避難小屋あり】

シロヤシオ
【シロヤシオは蕾】

大岩に赤ペンキで書かれた「六合目」を過ぎると、シラビソやダケカンバの樹林帯になりました。

岩ゴロゴロ道を折り返しながら登って行きます。
シラビソがいい匂い。


六合目
【六合目からシラビソ・ダケカンバ】
七合目へ
【七合目へ 岩ゴツゴツ直登】

やがて大岩ゴツゴツの直登になりました。時々立ち止まり、中禅寺湖や半月山など眺めます。

上に避難小屋が見えてきて七合目に着きました。
岩の上でしばし休憩。


大岩ゴツゴツ急登はなおも続き、赤ペンキ「7.5合目」から10分程で鳥居です。
更に登って、八合目の大岩の下に滝尾神社の小さな祠が祀られていました。


滝尾神社 鳥居
【滝尾神社 鳥居】

八合目 滝尾神社
【八合目 滝尾神社】

八合目を過ぎると滑りやすそうな赤土になり、所々に雪が残っています。


残雪
【残雪】

やがて開けてきて、九合目からは土留の段々道になりました。
丹沢の大倉尾根を思い出しながら、ひたすら足元だけ見て登ります。


九合目
【九合目】

男体山山頂へ
【男体山山頂へ 土留の段々道】

段々がなくなると、赤ザレの歩き難い道になりました。
『あと少し・・・』と頑張りながら立ち止り、振り返れば中禅寺湖の素晴らしい眺め。


中禅寺湖
【中禅寺湖を振り返りつつ】

戦場ヶ原と日光白根山
【戦場ヶ原と日光白根山(拡大)】

左手には日光白根山。いい山でしたが、眺望が得られなかったので、いつかリベンジしたい。

戦場ヶ原や、いつだったか予定変更して登った高山を眺めつつ、最後の登りを頑張ります。


ようやく男体山山頂に着きました〜 よかったよかった、ほっと一段落。
まずは今日の青空に感謝して、二荒山神社奥宮にお参りします。 


男体山 山頂
【男体山 山頂】

二荒山神社奥宮
【二荒山神社奥宮】

春霞でスッキリではないけれど、山頂からは360度の眺め。 ですが、あまり同定できず。
すぐ下に青い中禅寺湖が広がり、いつか歩きたい社山の稜線が見えています。
ゆっくり眺望を楽しみながらお昼にしました。気温は8度。風がちょっと冷たく感じます。


中禅寺湖
【中禅寺湖 (拡大)】

北側には太郎山〜大真名子山・女峰山が見えていて、左の白い山並みは会津駒ヶ岳らしい。


太郎山 大真名子山・女峰山
【太郎山 大真名子山・女峰山 (拡大)】
太郎山神社
【太郎山神社へ】

西へ少し下れば、太郎山神社も祀られていました。平年なら白根山ももう少し雪が残っているのでしょうね。ゆっくり眺望を楽しみましたが、そろそろ下山。

ひたすら登った山を、今度はひたすら下ります。

のんびり中禅寺湖を眺めながら下りたいところですが、大岩急下りなので気を抜いてはいけません。

大岩急下り
【ゴツゴツ急下り】
茶ノ木平〜半月山
【茶ノ木平〜半月山 奥に薬師岳 (拡大)】

左端に、茶ノ木平あたりが見えてきました。奥に見えているのが、薬師岳〜地蔵岳でしょうか、そろそろシロヤシオもきれいになる頃でしょうね。

同じルートのピストンなのに、『登りの時、ここ歩いたかな〜・・・』という所もあって、ちょっと可笑しい。

シラビソ林
【シラビソ林】
五合目
【五合目 避難小屋】

シラビソ林の岩ゴロゴロ道から笹の林になって、五合目に着きました。少しだけ見晴しのいい反対側の端で、しばし休憩。

更に急下りをこなすと、林道が見えてきました。
四合目まで来れば、下りも一段落です。

四合目
【四合目から林道へ】

あとは芽吹きの若葉を見上げたり、カエデの花を撮ったりしながら
のんびり林道を歩き、三合目から樹林帯を下れば中宮に到着です。


若葉
【芽吹きの若葉】

カエデ
【カエデの赤い花】

バス時刻まで30分もあるので、シラネアオイの保護地へ行ってみることにしました。
登拝受付の巫女さんに聞けば一合目手前の左側とのことで、再度階段を上がります。
防鹿ネットの中なのでちょっと残念ですが、可憐なピンクの花がいっぱい咲いていました。


シラネアオイ
【シラネアオイ保護地 (拡大)】

シラネアオイ
【シラネアオイ (拡大)】

シャクナゲ
【シャクナゲ】

境内にはシャクナゲも咲いて、きれい。シャクナゲといえば、毎年この時期シロヤシオの追っかけで忘れているあの山へ、今年は行ってみようかな・・・


そしてシロヤシオ。 山中にも少しは咲いているかと思っていましたが残念でした。
午後の光を受け輝いている黄緑の若葉と白い花。ゆっくり愛でながらバスを待ちました。


シロヤシオ
【境内のシロヤシオ (拡大)】

シロヤシオ
【シロヤシオ (拡大)】


アカヤシオの時期に茶ノ木平から見た三角形の男体山は、いかにも大変そう。夏は暑そうだし、激混みの秋はバスで何時間かかるか分からないので、やっぱり春がいいのかな〜と、思い切って来てみました。
確かに急登続きでしたが、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の諺に自分の天然ボケも加わり、下山してしまえば地図を見て恐れたほどには大変でなかったような・・・

太陽いっぱいでしたが爽やかな風もあって、さほど汗もかかずに素晴らしい眺望を楽しむことが出来ました。同定できる山が少なかったので、今年はもう少し周辺の山も歩いてみようかなと思います。




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