紅葉の頃にも行きたいと思っていた寂ショウ尾根を、9年ぶりに歩いてきました。
帰りは、以前から気になっていた浜立尾根を下りましたが、途中からアヤシイ道になり・・・
2014.10.26 (日) | 笹子駅 | → | 寂ショウ尾根 登山口 | → | 岩稜 | → | 浜立山 分岐 | → | 滝子山 | → | 浜立尾根 | → | 浜立山 | → | 1246m 付近 | → | 1000m辺 ロス | → | 大鹿 林道 | → | 笹子駅 |
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晴れのち曇り 一時小雨 |
07:35着 07:40発 | 08:45 08:55 | 09:50 09:55 | 10:40 10:50 | 11:10 11:20 | 11:35 12:25 | 12:50 | 13:30 13:45 | 14:00 14:20 | 15:05 | 15:50着 15:57発 |
先週、55人学級が10クラスもあった団塊世代の中学校同期会があり、この時初めてお話したMASAさん。同じクラスになったことはないけれど、趣味のキノコ狩りと岩魚釣りから山歩きが好きになったとのことで、紅葉の寂ショウ尾根をご一緒することになりました。 |
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帰りは初狩駅へ下る予定でしたが、前夜になって私は急に浜立尾根も歩いてみたくなり、ネットで調べればけっこう歩かれている様子。急下りだけれど赤テープも多く、さほど問題ないように書かれていたので、25000の1地図だけはプリントしてきました。MASAさんの登山姿は地下足袋。キノコ狩りや岩魚釣りで登山道ではない所も歩かれているようなので心強くなり、「多分大丈夫だから浜立尾根を下ってみませんか。」と言うと、寂ショウ尾根は経験済みのMASAさんも興味を持たれたので、帰りは浜立尾根を下ることにします。 |
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笹子駅で下車し、滝子山方面へ。 桜森林公園の先で右へ折れ、寂ショウ苑へ向かいます。 |
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植林の急登をこなし、少し勾配が緩むと送電鉄塔があり、その先の大鹿林道を横断します。 |
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急坂を上がり、尾根に乗ると周囲は色づき始めの雰囲気です。 |
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団体さんを抜いて、しばらくすると寂ショウ尾根の主のような立派なブナ大木があります。 |
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両側の紅葉を愛でつつ進んで行きました。特に東側の山肌は豊かな色彩です。 |
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【寂ショウ尾根 岩稜】 |
寂ショウ尾根の上部あたりから岩稜の急登が始まります。所々かなりの勾配ですが、足場は多いので注意して進めば大丈夫。 |
岩の多いヤセ尾根を、紅葉を見上げながら登って行きました。 |
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切り立った所もあり、紅葉眺めたり、クサリ場があったり。 |
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クサリ場の上からは三ツ峠山や西側の山々が見え、お坊山の東尾根もよく見えていました。 |
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次の小ピークに上がるとイワカガミの葉がいっぱい。話には聞いていましたが、予想以上の群生にビックリしました。 |
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高みを左寄りに巻きながら越えて、やがて浜立尾根に乗りました。 |
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今日はこの浜立尾根を下る予定ですが、その前に一応今日の目的地、滝子山へ。 |
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9年も前だったのですっかり忘れていましたが、こんなロープ岩場もあったようです。 |
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岩の上からは鶴ヶ鳥屋山と寂ショウ尾根が見下ろせました。 |
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滝子山山頂に到着。狭い山頂ですが、今日はこんな天気なので登山者もまばら。 |
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団体さんも来るであろう山頂を避けて先ほどの分岐まで戻り、浜立尾根を少し進んだ所でお昼にします。 |
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さて下山。落ち葉が多いとはいえ赤テープも多く、道もわりとはっきりしています。 |
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名残の紅葉など見ながら進み、浜立山に到着。 |
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浜立山から少し下ると、真っ直ぐの尾根上には通せんぼの枝が積まれています。1400mあたりのようで、赤テープに従い左の低い尾根へ移りました。 |
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やや細めの尾根を緩急交互に下り、徐々に紅葉もきれいになってきました。 |
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1248m辺りまで下りて来たでしょうか、紅葉もきれいだし、ちょっと緩やかなので、ここでゆっくり休憩。 |
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植林の崩れやすい急斜面。落ち葉に埋もれたグズグズ急斜面をトラバースするのはけっこう大変です。「浜立尾根わりと歩かれているみたいだから多分大丈夫ですよ。」と、いい加減なこと言って誘ってしまったのでMASAさんに申し訳ない。 |
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少し下ると緩やかな尾根になり、多分ここが961mあたり。ホッとして、ここからは不安なく下れました。 |
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途中の植林には作業道もあり、間違いなく里に下りれると確信して、ようやく安心。 |
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尾根末端で林道に下り立ちました。 |
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そしてMASAさんのザックから出てきたのは大きなクリタケの株。「山分けだ~」と言って下さったので翌日食べてみたら、なめこのようなヌメリが少しありコリコリ感もあって、とっても美味しいキノコでした。 |
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久し振りの寂ショウ尾根と初めての浜立尾根。1100m~1300mあたりは紅葉もきれいでしたが、今回一番の思い出は浜立尾根。いい加減な私なのに動揺も不安も見せず、嬉しいオマケまで採ってきて下さったMASAさんに感謝です。本当にありがとうございました。今思えば正規の急下りルートより緩やかな尾根なので、むしろ良かったような気にさえなって、次回はこの961mルートから登ってみたいと思いました。問題はグズグズ植林トラバース。もっとマシなトラバースがあるのかも知れないので偵察したいと思います。 |