大雪から1週間以上経ったので、ほど良いトレースを期待して陣馬山へ行って来ました。
城山までの予定でしたが予想以上に時間も体力も取られ、景信山から下山しました。
2014.2.22 (土) | 陣馬 登山口 | → | 一ノ尾根 ベンチ | → | 和田 分岐(上) | → | 陣馬山 | → | 明王峠 | → | 堂所山 分岐 | → | 景信山 | → | 小仏 分岐 | → | 景信山 登山口 | → | 小仏 |
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晴れ | 08:10着 08:10発 | 10:00 10:10 | 10:45 | 11:15 11:30 | 12:30 12:50 | 13:20 | 14:45 15:05 | 15:15 | 15:40 | 15:50着 16:10発 |
記録的な大雪だった先週の雪。1週間経っても山岳関連のバスは運休が続いているので、駅から歩ける高尾山稜を、今回は西から東へ歩こうと高尾駅7:26発の小淵沢行きに乗り、藤野駅で下車しました。 |
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昨夜の神奈中バスHPでは、「和田」行きはまだ不通だったので駅から歩くつもりでしたが、下のバス停にいるのは・・・「和田」行き? |
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すぐ先で分かれる一ノ尾根方面への舗装道路は、登山口手前まで除雪されていました。 |
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若い人たちはツボ足でも力強く登って行きますが、私は早々にワカンを着けました。 |
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尾根が狭まったり、トラバース気味の所は雪もふかふか。ワカンも潜ってしまって、引き上げるのに一苦労です。 |
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緩やかな雑木林にあるベンチは少し雪が除けてあって、先行の若い人たちと入れ違いに休憩。晴れていても、富士山は霞んで見えません。 |
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締まった雪面を歩いたり、潜ってしまって慌ててトレースに戻ったりしながら進みます。 |
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山頂手前の急登に来ました。ここでも締まった雪面は非常に効果的でしたが、ひとたび潜ると腿まで埋もれるので大変。 |
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植生保護柵も埋もれた、深い雪の急登。 |
振り返れば白い連行峰。あの山も好きだけど、あちらはもっと大変でしょうね~ |
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ここを上がればやっと山頂です。 |
そして山頂。 |
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北側の雪は強風で吹き飛ばされたのでしょう、地面が出ている所もあります。 |
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今日は城山~相模湖駅のトレースを期待していたけれど、時間的に無理かも・・・ |
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こんなに雪の多い陣馬山は珍しい。振り返り見れば、吹き溜まりを避けたのか、ツボ足ルートとワカンルートがはっきり分かれていました。 |
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栃谷尾根方面は偵察トレースが少しあるだけで、その先は真っ白。陣馬高原下へのトレースはまだありません。 |
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次の奈良子尾根分岐では、キャンプ場へのトレースはなしでしたが、奈良子尾根へはワカン1人分のトレースがありました。 |
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明王峠に来ると、向こう側から来た人もポツポツ増えてきました。私もベンチの端でお昼。 |
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次の底沢峠。 |
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その先はちょっと開けて奥多摩方面の見晴しがいいところ。 |
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堂所山へのトレースはありましたが今日はパス。巻き道へ進むと、また狭くて深いデコボコ道。 |
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堂所山からも長い雪道。 |
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「夏鳥」説明板がある辺りは気持ちのいい熊笹道。日差しがあれば、雰囲気のいい所です。 |
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一面雪で覆われた斜面を登って、ようやく景信山に着きました。ベンチは殆ど雪の下ですが、一つ掘り出されていたので、甘酒タイム。 |
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バスが再開したとのことなので、小仏へ下山。 |
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ワカンを外したので足も軽やか。はっきりトレースなので歩きやすく、サラサラ下ります。 |
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景信山から小仏への道。随分前に歩いたことがあり、植林ばかりの印象でしたが雑木林もあったようで、思いのほか明るい下りでした。 |
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舗装道路が見えてきて、登山口すぐの階段上でようやく雪がなくなりました。あとは車道を進むだけです。 |
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少し進むと除雪作業中。今回の雪ではフル作業だったでしょう、ありがとうございました。 |
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緩やかな道が続く一ノ尾根ですが、雪が深いのでトレースがあってもけっこう大変でした。ワカンは、締まった雪面では殆ど沈まず非常に効果的でしたが、時に潜ると引き上げも大変で、何やら喜怒哀楽の多い道具でした。翌日は身体のあちこちが筋肉痛でしたが、やはりあれば便利ですね。ワカンがあってもラッセルはできないので、やはりトレース頼み。最初にトレースを付けて下さった方に感謝の陣馬山でした。 |