「早春の妖精」と言われるセツブンソウ、今年も咲く季節になりました。
四阿屋山の南、堂上には日本一の節分草自生地があると聞いています。
2009.2.21 (土) | 堂上節分草園 | → | あずまや山 つつじ新道入口 | → | 四阿屋山 | → | フクジュソウ自生地 | → | ロウバイ園 フクジュソウ園 | → | 薬師の湯 |
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快晴 | 10:40着 11:45発 | 11:55 | 13:00 13:30 | 13:50 14:00 | 14:05 14:25 | 15:10着 15:28発 |
去年初めて見たセツブンソウに感動して、今年こそは秩父の節分草園へ行ってみようと思っていました。暖冬の影響で今年の開花は2週間ほど早く、そろそろ見頃だそうです。昨日の午前中は雪が降った所もあるようですが、午後の雨で大分融けたはず。早春の花は雪も似合いそうなので、うっすらな雪なら素敵だろうなと思っていました。 |
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透き通るような、白い花びら。 |
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昨日の雪から守るため、シートでも掛けられていたのでしょう。 【節分草園】 |
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可憐なセツブンソウをいっぱい楽しんだので、そろそろ四阿屋山へ向かうことにします。 |
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【クサリ場・難所】 |
手入れのされた植林から竹林になると鎖場分岐に出ました。右の道は福寿草園のある山居広場へ抜ける道のようです。 |
名前通りツツジの多そうな尾根で、時々展望も開ける楽しい岩尾根です。薬師堂からの道と合流すると、山頂直下にも鎖場がありました。 |
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下の分岐まで戻り薬師堂方面へ。日陰で雪の残った急降下ですが、ずっと鎖が掛けられ、よく整備されています。 |
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植林の中、両神神社奥社でお参りし、更に下るとフクジュソウの自生地です。枯葉の中からポツポツと鮮やかな黄色が顔を出しています。雪の残る斜面に咲くフクジュソウは自然な雰囲気。 |
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段々道の男坂を下ると、フクジュソウ園に出ました。ここは柵のほかにイノシシ避けの鉄線も囲ってあり、花株も格段に多いけれど公園の花壇ふう。 |
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下はロウバイ園になっていました。標高があるので、まだまだきれい。あたり一帯に甘い香りが漂っています。遠く右手の山は長沢背稜でしょうか。 |
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帰りは薬師堂コースで下りました。あちこち道分かれしていますが道標がよく整備され、落ち葉がいっぱいの自然遊歩道のようです。途中にはショウブ園があり、6月にはきれいな花がたくさん咲くそうです。 |
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はるばる秩父まで行って、真っ白な斜面を見た時は悲しくなりましたが、あちこちから顔を出していたセツブンソウは、ひとつひとつが囁きかけてくれているようでした。青空の下、早春の妖精たちは白い雪がとても似合って素晴らしく、幸せなひと時を過ごすことが出来ました。来年、また会いに行きたくなりそうです。 |