四阿屋山

あずまやさん(771m)


「早春の妖精」と言われるセツブンソウ、今年も咲く季節になりました。
四阿屋山の南、堂上には日本一の節分草自生地があると聞いています。


2009.2.21
(土)
 堂上節分草園あずまや山
つつじ新道入口
四阿屋山フクジュソウ自生地ロウバイ園
フクジュソウ園
薬師の湯
快晴 10:40着
 11:45発
11:5513:00
13:30
13:50
14:00
14:05
14:25
15:10着
15:28発



去年初めて見たセツブンソウに感動して、今年こそは秩父の節分草園へ行ってみようと思っていました。暖冬の影響で今年の開花は2週間ほど早く、そろそろ見頃だそうです。昨日の午前中は雪が降った所もあるようですが、午後の雨で大分融けたはず。早春の花は雪も似合いそうなので、うっすらな雪なら素敵だろうなと思っていました。

鉄道五線の電車を乗り継いで、秩父鉄道三峰口駅10:12発の小鹿野町営バスに乗車。
小森で下車(10:28)し、10:29発の白井差行きに乗り換えて「節分草園地」で下車しました。
が、なんと、目の前に広がる園内は北斜面で真っ白! 雪、多すぎ・・・  悲しい・・・
雪に埋もれて見れないのではと案じつつ、入園料(300円)を払って中に入りました。

見頃の時期は人も多いと聞いていましたが、今日は観光客もなく疎ら。雪の融けた枯葉からのぞくセツブンソウに向けて、カメラマンが集中していました。



よく見れば、雪の中のあちこちからセツブンソウが顔を出しています。三脚も望遠レンズもない私。コンパクトカメラで撮れるのは手前に咲く花ばかりですが、清楚で知的な雰囲気のセツブンソウには雪がとても似合います。


堂上 節分草園
【小鹿野町堂上 節分草園地】


セツブンソウ

セツブンソウ


セツブンソウ

セツブンソウ


セツブンソウ

セツブンソウ


セツブンソウ
【雪の妖精】

透き通るような、白い花びら。
キラキラ光る雪の中から、そっと現れたセツブンソウは雪の妖精のようです。



昨日の雪から守るため、シートでも掛けられていたのでしょう。
雪のない林床が一角あって、セツブンソウがたくさん顔を出していました。

節分草園
【節分草園】

可憐なセツブンソウをいっぱい楽しんだので、そろそろ四阿屋山へ向かうことにします。

バス通りを大堤近くまで戻ると、「あずまや山 つつじ新道」の立派な道標がありました。最初から急登です。


あずまや山 つつじ新道入口
【あずまや山 つつじ新道入口】
クサリ場・難所
【クサリ場・難所】

手入れのされた植林から竹林になると鎖場分岐に出ました。右の道は福寿草園のある山居広場へ抜ける道のようです。

「クサリ場・難所」と注意書きの通り、途中には短いながらも足場の少ない垂直の鎖場がありました。1cmくらいの出っ張りでも、短い足にはありがたいです。

この先も鎖場は続きますが、傾斜も足場もマシになりました。

名前通りツツジの多そうな尾根で、時々展望も開ける楽しい岩尾根です。薬師堂からの道と合流すると、山頂直下にも鎖場がありました。

つつじ新道
【ツツジの多そうな岩尾根】
四阿屋山
【四阿屋山 山頂】

四阿屋山の山頂に着きました。
西側が開け、目の前に両神山が見えています。

右手に角のようなトンガリ山が二つ並んでいました。二子山というらしいのですが凄い傾斜です。地図を見れば登れるらしい。しかも破線ではなく実線。危険マークもないけど、ただごとではなさそうな山です。

狭い山頂ですが、すぐ下にはベンチがありました。簡単なお昼を済ませて、出発。

下の分岐まで戻り薬師堂方面へ。日陰で雪の残った急降下ですが、ずっと鎖が掛けられ、よく整備されています。

薬師堂へ
【薬師堂へ】

植林の中、両神神社奥社でお参りして、更に下るとフクジュソウの自生地に出ました。枯葉の中からポツポツと鮮やかな黄色が顔を出しています。雪の残る斜面に咲くフクジュソウは自然な雰囲気。


フクジュソウ 自生地
【フクジュソウ 自生地】

フクジュソウ
【フクジュソウ】

フクジュソウ園
【フクジュソウ園から見る武甲山】

段々道の男坂を下ると、フクジュソウ園に出ました。ここは柵のほかにイノシシ避けの鉄線も囲ってあり、花株も格段に多いけれど公園の花壇ふう。

向こうに武甲山が見えていました。

下はロウバイ園になっていました。標高があるので、まだまだきれい。あたり一帯に甘い香りが漂っています。遠く右手の山は長沢背稜でしょうか。


この花も透き通るような花びらで、柔らかなクリーム色が青空に映えていました。

ロウバイ園
【山居広場  ロウバイ園】

ロウバイ
【ロウバイ】

ロウバイ
【ロウバイ】

薬師堂コース
【薬師堂コース】

帰りは薬師堂コースで下りました。あちこち道分かれしていますが道標がよく整備され、落ち葉がいっぱいの自然遊歩道のようです。途中にはショウブ園があり、6月にはきれいな花がたくさん咲くそうです。

車道に出て両神神社でお参りし、薬師の湯から西武秩父駅行きのバスに乗りました。



はるばる秩父まで行って、真っ白な斜面を見た時は悲しくなりましたが、あちこちから顔を出していたセツブンソウは、ひとつひとつが囁きかけてくれているようでした。青空の下、早春の妖精たちは白い雪がとても似合って素晴らしく、幸せなひと時を過ごすことが出来ました。来年、また会いに行きたくなりそうです。



前回の鬼ヶ岳    HOME    山域別    次回の高尾梅郷・景信山