蝶ヶ岳から見る穂高岳や槍ヶ岳は素晴らしく、
この季節には残雪の峰々が広がります。
「GWは晴れ」の予報に、慌てて蝶ヶ岳行きを決めました。
【朝の穂高連峰と岳沢】 |
GWの上高地行き夜行バスはなんと8台! |
明神を過ぎたあたりからは、空の青さがますますくっきり。 【明神ヶ岳と雪解けの梓川】 |
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徳沢園の上には抜けるような青空が広がっていました。向こうに見えるのは、六百山。 殆どの人は、まだ先の横尾へ向かうようです。私はここから長塀尾根を登って、蝶ヶ岳へ。 |
【徳沢園】 |
徳沢園の裏の蝶ヶ岳登山口から30分くらいで雪道になりました。上に行くほど雪は多くなりますが、登りなのでアイゼンはなくても大丈夫です。 |
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【霞沢岳と焼岳】 |
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お昼を予定している長塀山はまだかなー。長塀山は狭く特徴のないピークなので、標識が雪で埋もれていると分かり難い。多分”2582地点”と思われる所で昼食。下ると、夏は右に見えていた妖精の池らしき雪原が左に見え、右には大滝山が見えて来ました。 |
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森林限界を過ぎ、平坦になった所で突然目の前に穂高岳と槍ヶ岳の稜線が見えてきました。 |
【槍ヶ岳が見えて来た!】 |
素晴らしい!! 登って来てよかった! 【穂高岳~槍ヶ岳~蝶ヶ岳ヒュッテ】 |
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青空にくっきり広がる白い穂高の峰々。 【ボケた涸沢】 |
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この後は、ずーっと穂高を眺めていました。山再開後、最初の北アルプスは蝶ヶ岳でした。蝶ヶ岳ヒュッテに2泊し、大滝山と蝶槍の間を行ったり来たりしながら、一日中穂高を眺めていました。穂高には崇高さと包容力を感じ、いつまで見ていても見飽きることがありません。 【夕陽が沈む】 |
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【日没後】 |
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8時すぎ、すっかり暗くなった稜線に、涸沢小屋、奥穂高山荘、北穂山荘、槍ヶ岳山荘、殺生ヒュッテの灯りが蛍のように点々と見えます。こんなきれいな夜景も初めて。うれしい・・・ |
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朝・・・なんと、寝坊してしまいました。 【早朝の穂高岳と槍ヶ岳】 |
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でも、今日もいい天気。すがすがしい穂高に感激! |
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御岳方面もくっきり見えました。去年の夏に登った霞沢岳も真っ白。 【御岳~乗鞍岳・霞沢岳~焼岳】 |
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帰りも長塀尾根を下ります。アイゼン付けて振り返りつつ下山。春の蝶ヶ岳は抜けるような青空、くっきりした白い穂高の峰々、神秘的で美しい月、連休にもかかわらず1畳に1人のスペースに感謝の山行でした。 |