皇鈴山・登谷山・花桃の郷

みすずやま(679m)・とやさん(668m)

埼玉県で唯一の村、東秩父村の皇鈴山・登谷山を歩いてきました。
お目当ては花桃の郷。一帯がピンクや黄色に染まり、のどかな山里は春爛漫でした。


2019.3.25
(月)
 打出二本木峠愛宕山皇鈴山登谷山花桃の郷大宝BS
付近
折原駅
分岐
鉢形城跡寄居駅
晴れ  08:45着
 08:45発
10:00
10:00
10:15
10:20
10:40
11:05
11:3012:05
14:05
14:1014:3015:10
16:00
16:15着
16:30発



八高線高麗川で乗り換え、小川町駅から8:20発の白石車庫行きバスに乗り、打出で下車。
すぐ先に小さな道標があり、所々に桃色の花咲く山里の奥へ進んで行きます。


皇鈴山入口
【右に皇鈴山入口】


【山里】

ハイキングコースなので手作り道標が多く、分かりにくい細道などはとても助かります。



【時々、車道歩き】

駒形大神
【駒形大神】

畑の中を通る道もあって、ちょっと心配でしたが、やがて林道と合流しました。



【石仏の道に道標あり】


【畑の中の小径】

植林帯に入り本格的な登山道。途中に七滝祓戸大神があったので、ちょっとお参り。
太く大きな蔦がクネクネと高くまで絡みついて、ちょっと不気味な雰囲気でした。



【七滝祓戸大神へ】

七滝祓戸大神
【七滝祓戸大神】

やがて明るい雑木林になり、秩父高原牧場の横を上がって二本木峠に出ました。
一帯はヤマツツジが多く自生していたそうで、下方のツツジも移植してきたとのこと。
自然公園ふうで、花の時期はオレンジ色に染まりそうなほどツツジの木が多かったです。



【明るい雑木林】

二本木峠
【二本木峠】

愛宕山の山頂は狭く、木々に囲まれているので展望はありません。次の皇鈴山へ。


愛宕山 山頂
【愛宕山 山頂】


【皇鈴山へ】

愛宕山から下って林道を横断。気持ちのいい小笹の雑木林を進むと、広い皇鈴山山頂です。


皇鈴山へ
【小笹の雑木林】

皇鈴山 山頂
【皇鈴山 山頂】

西には美の山公園や両神山が望め、東の広場から見下ろすと花桃の郷が見えました。


皇鈴山 東の展望広場
【皇鈴山 東の展望広場】


【花桃の郷】

簡単昼食後、登谷山へ。この辺りは林道が多く交差していますが、中央の細道が登山道。



【登谷山へ】


【中央が登山道】

登谷山は狭く東側が開けるだけ。下った鞍部から、花桃の郷へは右の林道へ行くようです。


登谷山 山頂
【登谷山 山頂】


【道標ないけれど、花桃の郷は右へ】

未舗装道路や舗装道路をひたすら下ること約30分。ピンクの村が見えてきました。
ここが花桃の郷の上部でしょうか、山斜面の里一帯に桃色や黄色があちこち。



【花桃の郷】

花桃の郷
【花桃 菜の花(拡大)】

まだ上の方にも花桃や桜が咲いているようで、くねくねの農道を上がったり下ったり。



【山里 花の道 (拡大)】

花桃の郷
【花桃 レンギョウ (拡大)】

明るい春色にワクワクしながら下って行くと、展望台もあるようです。下に駐車場とトイレ完備。


花桃の郷
【展望台 (拡大)】

花桃の郷
【「花桃の郷」案内板 (拡大)】

展望台からは今日歩いた皇鈴山や登谷山が見えていて、花桃の郷一帯が見渡せました。


花桃の郷
【登谷山 (拡大)】


【花桃の郷 (拡大)】

ティータイムしながら春色堪能。帰りは下にあるカタクリ自生地にも寄ってみました。


花桃の郷
【花桃の郷 お休み処あり (拡大)】


【カタクリ自生地 左へ】

自然な雰囲気で群生しています。光が入りにくい斜面ですが、きれいに咲いていました。


カタクリ自生地
【カタクリ自生地】

カタクリ
【満面笑顔のカタクリ (拡大)】

もう日が傾き始めているので、やや閉じかけた花もいますが、やはりカタクリは可愛いですね。



【カタクリ (拡大)】


【そろそろお休み? (拡大)】

花桃の郷からバス通りに下ると大きな看板のある入口で、大宝バス停が近いようです。
しかし本数少なく時間が合わないので北上し、途中から折原駅方面へ進みました。


「花桃の郷入口」
【「花桃の郷入口」を振り返る】


【折原駅 分岐】

折原駅から寄居駅へ向かう途中にある鉢形城跡へも寄ってみます。
名木エドヒガン桜が満開。大きく広げた枝いっぱいに花を咲かせる素晴らしい姿に感動です。
ソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラの交配種。実を付けず、はらはら散る姿も潔い。


鉢形城跡
【鉢形城跡】

鉢形城跡エドヒガン桜
【樹齢150年 エドヒガン桜 (拡大)】

・・・・・・・ コスミレたち(たぶん) ・・・・・・・





寄居駅周辺は遠い山域に感じて、八高線の奥は初めてでした。皇鈴山や登谷山は林道も多く交差していましたが、麓はのどかな山里の風情。花桃の郷は春色に染まって、心も春色になった山旅でした。




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