西穂丸山

にしほまるやま(2452m)


上高地の翌日も晴天だったので、新穂高温泉から西穂山荘までピストンしようと思います。
天気と雪の状態が良ければ山荘の展望台、丸山で眺望を楽しむことにしましょう。


2018.3.27
(火)
 新穂高温泉西穂高口駅西穂山荘西穂丸山西穂山荘西穂高口駅新穂高温泉
晴れ  09:00発09:35
10:00
11:25
11:45
12:00
12:30
12:40
13:30
14:15
14:15
14:45着
15:55発



大昔『穂高にロープウエイなんてとんでもない!絶対乗らない!』と怒っていたロープウエイ。
初めて乗りましたが山頂駅からは一気に眺望が開け、あっと言う間に標高も稼げ確かに便利。


新穂高ロープウエイ駅
【新穂高ロープウエイ駅へ】


【観光客もいっぱいロープウエイ展望台】

すぐ隣の焼岳から遠くの白山、そして笠ヶ岳から右へぐる~っと西穂高岳まで一望です。

笠ヶ岳~抜戸岳~弓折岳
【遠くに白山  笠ヶ岳~抜戸岳~弓折岳 (拡大)】

ギザギザ西穂が目の前。ピラミッドピークや独標、これから向かう西穂山荘も見えています。

西穂高岳  右端に小さく西穂山荘
【西鎌尾根~槍ヶ岳の穂先がチラッ~西穂高岳~右端に小さく西穂山荘 (拡大)】


身支度し、観光客に混じって雪の回廊を進み、播隆上人像に挨拶してスタートです。



【山頂駅周辺には雪の遊歩道】


【登山道標識 この先は登山者のみ】

前半は緩やかな樹林帯で、所々の開けた場所から抜戸岳方面の稜線が見えます。



【緩やかな樹林帯】

抜戸岳~弓折岳~双六岳
【抜戸岳~弓折岳~双六岳 (拡大)】

後半は急登続き。冬道は直登が多いので、ひたすら上を目指して登って行きます。



【急登】


【乗鞍岳と焼岳】

乗鞍岳や焼岳が見えてくると右へトラバースになり、やがて山荘の屋根が見えてきました。



【右へトラバース】


【西穂山荘が見えてきた】

正面に見えてきたのは霞沢岳でしょうか、少し下れば西穂山荘です。



【霞沢岳】

西穂山荘
【西穂山荘】

無雪期は樹林帯で回れない山荘の南側から、しばし眺望タイム。素晴らしい~!

西穂山荘から 白山~笠ヶ岳
【白山~笠ヶ岳 (拡大)】

安定した晴天なので隣の丸山へ。僅かな急登のあとは気持ちのいい稜線散歩です。



【西穂丸山へ】

西穂丸山へ
【稜線散歩 (拡大)】

気温が高いのでエビのシッポも融けています。数人立っているなだらかな所が丸山の山頂。



【融けて緩んだエビノシッポ】

西穂丸山へ
【左のコブが丸山山頂 (拡大)】

丸山からは西穂高岳を背に、ぐるっと300度くらい開け、素晴らしい眺望です。



【西穂丸山にて】

西穂高岳方面
【西穂高岳方面 (拡大)】

先着していたゆきパレさんが小屋へ戻り、その後到着した人達もやがて下山して行きました。
誰もいなくなった山頂で、もうしばらく白い峰々を眺めていようと思います。

西穂丸山から大木場ノ辻~笠ヶ岳~弓折岳~双六岳
【遠くに白山 大木場ノ辻~笠ヶ岳~弓折岳~双六岳 (拡大)】

焼岳の奥に鎮座する乗鞍岳もこうして見ると大きな山ですね~
霞沢岳の左、遠くにう~っすらと見えている白い山並みは八ヶ岳でしょうか。

西穂丸山から霞沢岳~乗鞍岳~焼岳
【霞沢岳~乗鞍岳~焼岳 (拡大)】

眺望を楽しんだので、そろそろ戻ってお昼にします。
焼岳の噴煙も小さく見えていました。



【西穂山荘へ】

焼岳の噴煙
【焼岳噴煙】

小屋に戻ると、下りが苦手で時間がかかるというお二人は先に下山とのことで、しばしお別れ。
樹林帯のため積雪期しか歩けない小屋の南側へ行き、小屋と西穂を振り返ってみました。



【積雪期限定 西穂山荘南側へ】

西穂山荘
【西穂山荘 チラッと西穂高岳】

「下りは2時間かも」と聞いていたのでロープウエイは遅い便に変更と思い、のんびり下山。



【下山】


【急下り】

ところが半分過ぎても追いつかない。お二人はアイゼン効果で予想以上に早かったらしく、
のんびり油断していた私は途中から大急ぎで駅舎へ向かい、ぎりぎりセーフ!
あとはホテルの温泉に入って平湯温泉で乗り継ぎ、高速バスで新宿へ向かいました。



【ロープウエイ】


【青空、ありがとう~♪】


「天気次第で、翌日の予定は決めよう」というリタイア組ならではの計画でしたが、上高地でも西穂丸山でも素晴らしい青空に恵まれ、ゆきパレさんとも喜びあった楽しいスノーハイクの二日間となりました。



------ゆきパレさんの西穂丸山レポはこちらから------

★ palletさん   :「そらいろのパレット」
★ ゆきさん    :「ぽつぽつ山レポ、ときどき休み、ところにより道草」




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