奥多摩三山の中でも比較的静かな御前山へ、大ブナ尾根から登ってきました。
先日歩いた榧ノ木尾根を眺めて、帰りは小河地峠から陣馬尾根を下ります。
2011.1.9 (日) | 奥多摩湖 | → | サス沢山 | → | 惣岳山 | → | 御前山 | → | 惣岳山 | → | ソーヤの 丸デッコ | → | 小河内峠 | → | 猿江分岐 | → | 藤倉 |
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快晴 | 08:55着 09:00発 | 10:05 10:10 | 11:15 11:25 | 11:40 12:25 | 12:38 12:48 | 12:55 13:00 | 13:40 13:50 | 14:15 14:25 | 15:15着 15:28発 |
今日はちょっとゆっくり奥多摩駅8:35発の鴨沢西行きのバスです。この連休は晴天の予報。雲取山の人でしょうか大きなザックの人たちも沢山乗って、バスは満員で出発しました。奥多摩湖では7,8人が下車しましたが、御前山へ向かったのは私を含め単独3人のようです。ダム手前の公園内にトイレがあります。 |
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奥多摩湖を見ながら堰堤を進むと、左のベンチ奥に御前山の登山口があります。植林の多い奥多摩ですが、ここは登り始めから自然林で、しばらく急登が続きます。 |
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やがて東側が植林になり、今日は枝払いがされていて以前より明るい感じになっていました。 |
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急坂が一段落して、サス沢山に到着。 【サス沢山から見る奥多摩湖】 |
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植林を少し進むと気持のいい冬枯れの林になり、足元には何層にも重なった霜柱が落ち葉を持ち上げていました。一部に露岩もあって楽しい道です。 |
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大ブナ尾根は、やがて防火帯の急な尾根になります。途中で一旦傾斜が緩むのでほっと一息。葉を落とした今の季節は、木々の間から富士山も見えてきました。 |
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明るい防火帯の道は気持ちいい。 |
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惣岳山直下はかなりの急坂で、後日、金森さんとすれ違っていたことが分かりました。私は訳ありで、本当は山など行っている場合じゃないのですが、あまりの晴天山日和に出てきてしまいました。マスクをして誰にも顔を見られないようにひたすら下を向いて歩いていたので気づきませんでしたが、金森さんも陣馬尾根から御前山という、ちょうど私と逆コースだったようです。藤倉への一番バスだったそうなので、極寒の朝に相当早起きされたのでしょうね。 |
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大ブナ尾根の急登が過ぎ、惣岳山に到着。 |
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太陽燦々の道を進んで行きます。この惣岳山から御前山までは僅かな道程ですが、誰もが喜ぶ(多分)雰囲気のいい散歩道。 |
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御前山山頂に着きました。樹林に囲まれて展望のない山でしたが、北面が伐採されて随分明るくなりました。石尾根方面がよく見渡せます。 |
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御前山山頂の西端にもちょっとだけ富士山の眺めのいい場所があり、いつからかベンチも設置されましたが、こちらも潅木が育ち、背の低い私にはチラッと見えるだけになっていました。(写真では見えない?) |
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帰りは、静かで雑木林の多い陣馬尾根を下ります。惣岳山まで戻って、バスに合わせ、しばし時間調整。この先からは誰にも会いませんでした。急な防火帯斜面を下ります。 |
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僅かに登り返すピークが、ソーヤの丸デッコ。 |
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ソーヤの丸デッコからは露岩混じりの急な下り。花のない季節は、何やらかなりの急勾配に感じました。 |
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広い防火帯や狭いヤセ尾根もあって、ちょっとスリリングで楽しい道です。緑の季節には風が通り抜け、気持のいい好きな尾根道です。 |
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以前は直進が「小河地峠」で巻き道には「通行止め」の道標が立っていましたが、今日は反対に巻き道が「月夜見山」へのルートになっていて、直進は「通行止め」になっていました。転落事故があったというのは、ここだったのでしょうか。 |
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巻き道は明るい落葉樹林の気持ちいい道で、向こうに三頭山を見ながら下って行きました。 |
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小河内峠は南側が植林でちょっと暗いけど、北側が開けています。が、ここも随分木々が茂って下に見えるはずの奥多摩湖が冬枯れの今でも見えにくくなっていました。 |
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小河内峠は日陰なので、横の小ピークに上がりました。朽ちかけたベンチがあるので、しばしバスの時間調整。 |
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やがて猿江分岐に来ました。暖かな日溜まりなので、ここでも時間調整。西側のシルエットは浅間尾根でしょうか。 |
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猿江分岐を過ぎると、植林が多くなりました。途中の道標には「猿江峠」とペン書きされ、細い道が分岐しています。 |
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やがて民家に出て、以前は犬が3匹放し飼いされていましたが、今日はひっそりしていました。 |
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すぐ下には御神木の大杉がある春日神社。手を合わせ、道標に従ってバス停へ向かいました。 |
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久し振りの御前山は厳冬ということもあって、人も疎らで静かでした。元々展望はあまりない山ですが、霞がちながらもうっすら富士山が見れたのはラッキーでした。陣馬尾根は以前の印象より植林が多い気がしましたが、午後の日差しの中、カサカサ落ち葉道では誰にも会わず静かな山歩きが楽しめました。 |
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